世界的高級銘柄への1歩 ロータス・エメヤ 600 GT(1) エレトレ共有の800Vハードを概説

公開 : 2025.08.05 19:05

腕を真っすぐ伸ばした運転姿勢 後席は狭め

ステアリングホイールは4スポーク。位置は理想的で、リムは握りやすく操舵しやすい。比較的低い位置に座面があり、腕を真っすぐ伸ばした運転姿勢は良好。タイカンに似ているが、ガラスエリアの下辺が低く、開放感では上だ。

試乗車には、オプションの18ウェイシートが備わった。好みの問題だが、太もも側のサポート性はもう少し欲しい。クッションはより柔らかい方が、長距離は快適だろう。

ロータス・エメヤ 600 GT(英国仕様)
ロータスエメヤ 600 GT(英国仕様)

ホイールベースは長いものの、後席側の空間は、フロアが一段高いため足元と頭上の余裕が限定的。身長によっては、快適な姿勢を取りにくいかもしれない。荷室もボディサイズほど広くはないものの、リアハッチが大きく開き荷物は積みやすい。

出力1380Wで15スピーカーのKEF社製オーディオが、標準で備わる。高速走行時も車内は静かだから、高音質ぶりがよく分かる。

走りの印象とスペックは、ロータス・エメヤ 600 GT(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    リチャード・レーン

    Richard Lane

    役職:ロードテスト副編集長
    2017年よりAUTOCARでロードテストを担当。試乗するクルマは、少数生産のスポーツカーから大手メーカーの最新グローバル戦略車まで多岐にわたる。車両にテレメトリー機器を取り付け、各種性能値の測定も行う。フェラーリ296 GTBを運転してAUTOCARロードテストのラップタイムで最速記録を樹立したことが自慢。仕事以外では、8バルブのランチア・デルタ・インテグラーレ、初代フォード・フォーカスRS、初代ホンダ・インサイトなど、さまざまなクルマを所有してきた。これまで運転した中で最高のクルマは、ポルシェ911 R。扱いやすさと威圧感のなさに感服。
  • 執筆

    イリヤ・バプラート

    Illya Verpraet

    役職:ロードテスター
    ベルギー出身。AUTOCARのロードテスターとして、小型車からスーパーカーまであらゆるクルマを運転し、レビューや比較テストを執筆する。いつも巻尺を振り回し、徹底的な調査を行う。クルマの真価を見極め、他人が見逃すような欠点を見つけることも得意だ。自動車業界関連の出版物の編集経験を経て、2021年に AUTOCAR に移籍。これまで運転した中で最高のクルマは、つい最近までトヨタGR86だったが、今はE28世代のBMW M5に惚れている。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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