最新 ホンダ・プレリュードへチョイ乗り サスはタイプRの派生版 一体感を増す疑似変速

公開 : 2025.07.16 19:05

優しい乗り心地に機敏な回頭性

操縦性は、シビック・タイプRより穏やか。普段使いに寄せたと、ホンダは主張する。スポーツ・モードを選ぶと、ダンパーが引き締まりステアリングも重くなるが、カーブではある程度のボディロールを伴う。

高速コーナーを通過すると、姿勢制御に僅かな緩さを感じる。そのかわり、乗り心地は優しい。恐らく、トヨタGR86よりも。とはいえ、回頭性は機敏。後方へ荷重を乗せると、鋭く内側へ食らいついていく感覚があり、安定性も高いようだ。

ホンダ・プレリュード(プロトタイプ)
ホンダ・プレリュード(プロトタイプ)

燃費は、シビック e:HEVが約20.0km/Lだから、それへ近いはず。価格は、2ドアクーペとして僅かに高めに設定されても不思議ではない。

今回の試乗は、かなり限られた時間だった。量産版の用意が整ったら、改めて詳しくお伝えしたい。日本での発売は、2025年9月が予定されている。

クルマとの結びつきを強める疑似変速

最後に、運転姿勢は好ましいもの。ステアリングホイールはスポーティで、メーターパネルは見やすく、GTやスポーツ・モードを選ぶとタコメーターが描かれる。ダッシュボード上には、大きめのS+ボタン。車内のレイアウトは明瞭で、操作性が良い。

少なくとも、パワートレインは期待通り。任意に可能な変速が、クルマとの結びつきを強めている。エンジンの回転数の変化で、運転の楽しさが演出されている。

ホンダ・プレリュード・コンセプト(左)と初代プレリュード(右)
ホンダ・プレリュード・コンセプト(左)と初代プレリュード(右)

全体的な体験は、ハイブリッドのシビックへ近い。しかし、スポーティさも増している。第一印象の限り、普段使いとの親和性は高い様子。登場が待ち遠しい。

◯:滑らかなハイブリッド・パワートレイン 本物と勘違いするほどの擬似的な変速
△:まだわからないことが多い

ホンダ・プレリュード(プロトタイプ)のスペック

英国価格:約4万5000ンド(約878万円/予想)
全長:−mm
全幅:−mm
全高:−mm
最高速度:−km/h
0-100km/h加速:8.0秒(予想)
燃費:19.8km/L(予想)
CO2排出量:−g/km
車両重量:1450-1500kg(予想)
パワートレイン:直列4気筒1993cc 自然吸気+電気モーター
使用燃料:ガソリン
最高出力:180ps(予想)
最大トルク:−kg-m
ギアボックス:e-CVT

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・プライヤー

    Matt Prior

    役職:編集委員
    新型車を世界で最初に試乗するジャーナリストの1人。AUTOCARの主要な特集記事のライターであり、YouTubeチャンネルのメインパーソナリティでもある。1997年よりクルマに関する執筆や講演活動を行っており、自動車専門メディアの編集者を経て2005年にAUTOCARに移籍。あらゆる時代のクルマやエンジニアリングに関心を持ち、レーシングライセンスと、故障したクラシックカーやバイクをいくつか所有している。これまで運転した中で最高のクルマは、2009年式のフォード・フィエスタ・ゼテックS。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

新たな前奏曲!6代目ホンダ・プレリュードの前後関係

前後関係をもっとみる

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事