内装は2代目から様変わり 新型 アウディQ5 TDI クワトロ(1) フルに近いマイルド 3代目の特徴は?

公開 : 2025.08.13 19:05

操作性が良いアンドロイドがベースのMMI

車内のハードボタンは限定的。エアコンやシートヒーター、ドライブモードの変更などはタッチモニターで行うが、基本的にはワンタップで済む。ドアのグラブハンドル前方には、タッチセンサー式のスイッチパネルがある。

インフォテインメント・システムはアウディ最新のMMIが実装され、アンドロイドがベース。洗練されたインターフェイスデザインで、操作性は良い。ショートカットキーが並び、メニュー構造を理解しやすく、反応も素早い。

アウディQ5 TDI クワトロ(英国仕様)
アウディQ5 TDI クワトロ(英国仕様)

エディション1 グレードの場合、助手席の正面にもタッチモニターが据えられる。他の上位グレードでも追加費用で組めるが、通常はシンプルなグロスブラックのパネルになる。

荷室容量は、ウインドウの下辺までで520L。同クラスでは狭めな方ながら、床下にも収納はある。エアサスペンションを組むと、車高を落とすボタンが後方へ追加される。

走りの印象とスペックは、新型 アウディQ5 TDI クワトロ(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    イリヤ・バプラート

    Illya Verpraet

    役職:ロードテスター
    ベルギー出身。AUTOCARのロードテスターとして、小型車からスーパーカーまであらゆるクルマを運転し、レビューや比較テストを執筆する。いつも巻尺を振り回し、徹底的な調査を行う。クルマの真価を見極め、他人が見逃すような欠点を見つけることも得意だ。自動車業界関連の出版物の編集経験を経て、2021年に AUTOCAR に移籍。これまで運転した中で最高のクルマは、つい最近までトヨタGR86だったが、今はE28世代のBMW M5に惚れている。
  • 執筆

    マレー・スカリオン

    Murray Scullion

    役職:デジタル編集者
    10年以上ジャーナリストとして活動し、雑誌、新聞、ウェブサイトに寄稿してきた。現在はオンライン版AUTOCARの編集者を務めている。オースチンやフェラーリなど、1万円から1億円まで多数のクルマをレビューしてきた。F1のスター選手へのインタビュー経験もある。これまで運転した中で最高のクルマは、学生時代に買った初代マツダMX-5(ロードスター)。巨大なジャガーXJ220も大好き。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

新型 アウディQ5 TDI クワトロの前後関係

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