電動化のメリット確信 レンジローバー・エレクトリック 試作車(2) 圧巻の走破性が生む頼もしさ

公開 : 2025.07.21 19:10

電動化のメリット 非常にレンジローバーらしい

悪路を中心に、プロトタイプを低い速度で運転しただけとはいえ、非常にレンジローバーらしいモデルだと筆者は感じた。洗練度は出色で、至って安楽で、高級感は変わらない。オフロードを安心して走破できる能力へ、感心せずにいられなかった。

航続距離はさほど長くないが、それは他の大型・電動SUVにも当てはまること。EVのレンジローバーを望む人にとって、充分に納得できる妥協のように思える。あるいは、お望みなら従来のエンジン版も並行して販売される。

ランドローバー・レンジローバー エレクトリック(プロトタイプ)
ランドローバー・レンジローバー エレクトリック(プロトタイプ)

55年間に提供されてきた、どの世代より、レンジローバー・エレクトリックの走りは穏やかで頼もしい。電動化によるメリットを、確信させる体験だった。

◯:洗練性と静寂性を高める駆動用モーター 悪路での頼もしい走りと操縦性 そこまで増えなかった車重
△:高速道路では400km程度になるであろう航続距離 お高めの価格

ランドローバー・レンジローバー エレクトリック(プロトタイプ)のスペック

英国価格:15万ポンド(約2925万円)
全長:−mm
全幅:−mm
全高:−mm
最高速度:−km/h
0-100km/h加速:4.5秒(予想)
航続距離:482km(予想)
電費:−km/kWh
CO2排出量:−g/km
車両重量:2800kg(予想)
パワートレイン:ツイン永久磁石同期モーター
駆動用バッテリー:118kWh
急速充電能力:−kW
最高出力:549ps(システム総合)
最大トルク:86.5kg-m(システム総合)
ギアボックス:1速リダクション(四輪駆動)

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    役職:ロードテスト編集者
    AUTOCARの主任レビュアー。クルマを厳密かつ客観的に計測し、評価し、その詳細データを収集するテストチームの責任者でもある。クルマを完全に理解してこそ、批判する権利を得られると考えている。これまで運転した中で最高のクルマは、アリエル・アトム4。聞かれるたびに答えは変わるが、今のところは一番楽しかった。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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