最大571psのドライバー重視モデル ポルシェ新型『マカンGTS』予約開始 車高10mmダウンで低重心化

公開 : 2025.10.22 13:05

ポルシェ・マカン・エレクトリックに新たに『GTS』が追加されました。スポーティな性格を強調したドライバー重視のモデルで、4Sと最上位ターボの中間に位置します。国内向けの税込み価格は1396万円から。

スポーティなフル電動マカン登場

ポルシェは、『マカン・エレクトリック』のラインナップの中でも特にドライバー重視のモデルと位置付けられる『GTS』バージョンを新たに発表した。

4Sと最上位のターボの中間に位置し、日本全国で10月22日より予約受注を開始している。価格は1396万円(税込み)から。

ポルシェ・マカンGTSエレクトリック
ポルシェ・マカンGTSエレクトリック    ポルシェ

新型『マカンGTSエレクトリック』はデュアルモーターから最高出力516psを発生するが、ローンチコントロールにより短時間なら571psまで引き上げることができる。最大トルクは97.3kg-m。

これはガソリンエンジン搭載マカンよりも約130ps、さらにトルクでは約41kg-mも上回る数値だ。

パワーの大半は、ターボと同じくリアモーターから供給される。このリアバイアスの設計により、GTSでは魅力的なドライビングフィールを実現しているとポルシェは説明する。

ドライバーの没入感を高めるため、GTSには電子制御リアディファレンシャル、専用チューニングを施したダンパーとアンチロールバー、専用のトラクションコントロールおよびトルクベクタリング・システムが採用されている。

前後重量配分は48:52を実現。また、重心位置を低く抑えるため、標準モデルより車高を10mm低く設定している。専用のサウンドシステムも備えるほか、オプションでリアアクスルステアリングが選択可能だ。

GTSは絶対的なパワータイプではないが、それでも加速性能は驚異的だ。ローンチコントロール作動時、0-100km/h加速は3.8秒で達成する。比較すると、516ps(オーバーブースト時)の4Sより0.3秒速いが、639psのターボには0.5秒及ばない。

マカンGTSの0-200km/h加速タイムは13.3秒、最高速度は250km/hに達する。

バッテリーは4Sやターボと同じ100kWhのユニットを採用し、最大584kmの航続距離を実現する。

ポルシェによると、800V DC急速充電器で最大270kWの充電に対応し、10~80%の充電を21分以内に完了するという。

GTSの外観的な特徴として、ブラックのディテール、ワイドなサイドスカート、新設計のフロント&リアエプロンが挙げられる。21インチアルミホイールを標準装備し、22インチもオプションで用意される。

インテリアは、Race-Texトリムとブラックレザーを組み合わせている。12.6インチのドライバーディスプレイ、10.9インチのタッチスクリーンを装備し、オプションで10.9インチの助手席用タッチスクリーンが選択できる。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ウィル・リメル

    Will Rimell

    役職:ニュース編集者
    ニュース編集者としての主な業務は、AUTOCARのニュースの方向性を決定すること、業界トップへのインタビュー、新車発表会の取材、独占情報の発掘など。人と話したり質問したりするのが大好きで、それが大きなニュースにつながることも多い。これまで運転した中で最高のクルマは、アルピーヌA110。軽快な動きと4気筒とは思えないサウンドが素晴らしい。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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