ベントレー初のEV、11月5日に詳細発表へ ベンテイガより小型の「ラグジュアリー・アーバンSUV」に
公開 : 2025.10.30 06:45
ベントレーは来週、初のEVの詳細を明らかにすると発表しました。全長5m以下の比較的コンパクトなモデルで、『EXP 15』コンセプトの影響を受けたデザインとなる見込みです。正式発表は来年を予定しています。
パワフルなデュアルモーター搭載か
ベントレーは11月5日、同社初のEVの仕様を一部公開する予定だ。
どのような情報が発表されるのか、具体的な内容はまだ不明だが、パワートレインの詳細が明かされる可能性がある。

このモデルは「ラグジュアリー・アーバンSUV」と称され、ポルシェとアウディが共同開発したEV用プラットフォーム『PPE』を採用するため、新型ポルシェ・カイエン・エレクトリックとは密接な関係にあると予想される。
カイエン・エレクトリックはデュアルモーター/四輪駆動パワートレインを採用し、ベースグレードで400ps、最上位グレードでは805ps(ローンチコントロール使用時は約1000psに上昇)を発揮する。108kWhのバッテリーを搭載し、最も効率の良い仕様では最大600kmの航続距離を実現すると推定される。急速充電は最大400kWに対応する。
両車がどの程度共通化されているかは未確認だが、カイエン・エレクトリックの全長は5m弱で、ベントレーのEVとほぼ同サイズであることから、関連性はかなり高いと見られている。
正式発表は2026年半ばを予定しており、顧客への納車は2027年第2四半期に開始される見込みだ。
ベントレーは公道でのテスト走行を開始しており、先月、そのプロトタイプが初めて目撃された。
全長5m未満とベントレーの現行モデルの中では最もコンパクトなサイズで、SUVらしいシルエットが確認できる。ボリューム感のある表面処理、堂々としたプロポーション、比較的低い車高など、7月公開のコンセプトカー『EXP 15』の影響が色濃く表れている。
ベントレーはEV戦略の見直しを発表したばかりだ。CEOのフランク=シュテフェン・ヴァリザー氏はAUTOCARに対し、2026年から毎年、新型PHEVまたはEVを投入しつつ、成長が緩やかな高級EV需要に対応していくと述べている。
ヴァリザー氏は、「高級EVの需要には落ち込みが見られ、顧客のニーズはまだ完全電動化戦略を支えるほど強くありません。高級車市場は、当社がBeyond100戦略を発表した当時とは大きく状況が異なっています。電動化は依然として目標に掲げていますが、顧客ニーズを尊重しながら進める必要があります」と自身の考えを示した。
この方針転換により、これまでPHEV専用化が計画されていた現行のベンテイガ、コンチネンタルGT、フライングスパーは、特定の市場では純ガソリンエンジンを搭載する可能性が高くなった。ただし、新型の「ラグジュアリー・アーバンSUV」はEV専用モデルとなるだろう。































