EV版と同じ新ボディで復活! フィアット500 ハイブリッド(1) 期待のハードを概説

公開 : 2025.12.09 18:05

広くはない後席と荷室 右ハンに3+1はなし

後席側の空間は、ご想像の通り広くはない。横方向には余裕があるものの、身長の高い人が前に座ると、前後方向が窮屈なことは否めない。

3ドアだから、後席への乗降性も今ひとつ。実は左ハンドル仕様には、助手席側に小さなリアヒンジのドアを追加した、3+1ボディが提供されている。しかし、台数が限られる右ハンドル車には、開発コストを理由に設定がない。

フィアット500 ハイブリッド・トリノ(欧州仕様)
フィアット500 ハイブリッド・トリノ(欧州仕様)

荷室も正直狭め。それでも、機内持ち込みが可能なカバンなら、3個は積めるだろう。後席の背もたれを倒せば、長い荷物も載せられる。

気になる走りの印象とスペックは、フィアット500 ハイブリッド(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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