【スーパーカー超王が感動】ランボルギーニ本社でオーダーから納車までのプロセスを1日体験!(前編)

公開 : 2025.12.16 12:05

1998年以降の驚異的な成長

まず檀上に立ったヴィンケルマン氏からは、ランボルギーニが1998年にアウディ・グループに再編されて以降の驚異的な成長と、その背景には常に大きな新車効果があったこと。そして北米、EMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)、APAC(日本を含むアジア太平洋)という3つの市場で常にバランスの取れたセールスが実現されていることなどが報告された。

ちなみにこのイベント後に発表された2025年の第3四半期までの販売実績によれば、納車台数は8140台を記録。生産面においても財務面においてもランボルギーニは2025年に変わらず成長を続けるのは確実な情勢だ。

1998年にアウディ・グループに再編されて以降、驚異的な成長を遂げた。
1998年にアウディ・グループに再編されて以降、驚異的な成長を遂げた。    ランボルギーニ

ブランドトークではほかに、若いカスタマーがレヴエルトテメラリオ、そしてウルスのいずれのモデルにおいても、まずデザインを第一の購入動機のあげていること。オプションの選択率向上に加えて、ビスポークプログラムのアド・ペルソナムの利用率が増えていることなども紹介された。

ちなみに本社のアド・ペルソナム部門を訪れたカスタマーは、2024年には357人、2025年には400人を超えるレベルになると予想されているという。

(【スーパーカー超王が感動】ランボルギーニ本社でオーダーから納車までのプロセスを1日体験!後編に続きます)

記事に関わった人々

  • 執筆

    山崎元裕

    Motohiro Yamazaki

    1963年生まれ。青山学院大学卒。自動車雑誌編集部を経て、モータージャーナリストとして独立。「スーパーカー大王」の異名を持つ。フツーのモータージャーナリストとして試乗記事を多く自動車雑誌、自動車ウェブ媒体に寄稿する。特にスーパーカーに関する記事は得意。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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