新生アルピナ始動! 「非凡な愛好家」向け高級車ブランド『BMWアルピナ』立ち上げ 性能と快適性を重視 

公開 : 2026.01.06 07:05

BMWグループは長年協力関係にあったアルピナを完全子会社化し、新しい高性能車ブランド『BMWアルピナ』を立ち上げました。「最高のパフォーマンスと快適性」に注力し、カスタマイズオプションも充実させる方針です。

カスタマイズオプションも充実化

BMWグループは、高性能車ブランドのアルピナを完全子会社化し、今後の方針を明らかにした。これから投入する新モデルは「最高のパフォーマンスと優れた快適性のユニークなバランス」に焦点を当てるとしている。

アルピナはおよそ60年にわたり、BMW車をベースとした高性能モデルで名を馳せてきた。両社は長年協力関係にあったが、2022年にBMWがアルピナを買収。創業一家であるボーフェンジーペン家との合意により、2025年末まで独立した事業体として運営を続けたが、今年初めから「独立した高級ブランド」として再始動し、新たにロゴマークを公開した。

『BMWアルピナ』のロゴマーク
『BMWアルピナ』のロゴマーク    BMW

『BMWアルピナ(BMW ALPINA)』と命名されたこのブランドは、BMWグループにおいてBMW、ミニ、ロールス・ロイスと並ぶ位置付けとなる。初期段階では「ブランド活性化」に注力するため、今後の製品計画に関する詳細はまだ明かされていない。BMWグループは、ポールスター出身のマクシミリアン・ミッソーニ氏をBMWアルピナのデザイン責任者に指名している。

重要な点は、BMWアルピナと、BMWのM部門が引き続き差別化されることだろう。将来の方向性についてBMWは「BMWアルピナブランドの核心は、最高のパフォーマンスと卓越した快適性の独自のバランス、そして特徴的なドライビング特性にあります」と述べた。

さらに、高級素材とクラフトマンシップに焦点を当てたカスタマイズオプションも用意され、「パフォーマンス、快適性、個性において妥協することなく、非凡を追求する愛好家向けの特別な存在となる」という。

新しいロゴマークは、1970年代にアルピナが開発した非対称デザインに着想を得ており、同社の歴史と未来を結びつける意図がある。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジェームス・アトウッド

    James Attwood

    役職:雑誌副編集長
    英国で毎週発行される印刷版の副編集長。自動車業界およびモータースポーツのジャーナリストとして20年以上の経験を持つ。2024年9月より現職に就き、業界の大物たちへのインタビューを定期的に行う一方、AUTOCARの特集記事や新セクションの指揮を執っている。特にモータースポーツに造詣が深く、クラブラリーからトップレベルの国際イベントまで、ありとあらゆるレースをカバーする。これまで運転した中で最高のクルマは、人生初の愛車でもあるプジョー206 1.4 GL。最近ではポルシェ・タイカンが印象に残った。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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