1日かけても回りきれない! 北米の大地で見つけたクラシックカー 40選(前編) ジャンクヤード探訪記

公開 : 2026.01.04 11:05

パッカード・クリッパー(1954年)

この1954年式クリッパーが出荷されたのは、ちょうどパッカードが苦境に立たされていた時期だ。この年の販売台数は前年のわずか3分の1である3万1291台に急落したのだ。こうした落ち込みにより、パッカードは米国自動車メーカーの人気ランキングで16位に転落。同じく経営難のスチュードベーカーとの合併を余儀なくされた。

パッカードは1955年にはわずかな回復を見せたものの、事業継続には至らなかった。

パッカード・クリッパー(1954年)
パッカード・クリッパー(1954年)

プリムス・ダスター

この特異なプリムス・ダスター4×4を考案した人物は、「トレイル・ダスター」と名付けて可愛がっていたらしい。素晴らしいネーミングだが、この名称は1974年から1981年にかけてプリムスがバッジエンジニアリングしたダッジ・ラムチャージャーにすでに使用されていたため、完全オリジナルではない。ボンネットの下にどんなエンジンが積まれていたかは謎だ。いずれにせよ、そのエンジンはとっくに姿を消している。

(翻訳者注:この記事は「中編」へ続きます)

プリムス・ダスター
プリムス・ダスター

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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