世界で最も長く生産されたクルマ 34選(中編) センチュリーからルノー12まで ほぼ変わらず数十年
公開 : 2026.01.20 12:05
フォルクスワーゲン・ゴルフ(初代、1974-2009年)- 35年間
フォルクスワーゲンの南アフリカ部門は、当時発売されたばかりの2代目ゴルフに代わる、より安価で小型のモデルとして初代ゴルフの生産継続を決定した。2つの世代のハッチバックモデルを同じ工場で生産したのである。
最新モデルとの差別化を図るため、初代の方をシティ・ゴルフと改名した。南アフリカでは5ドアモデルのみが販売され、当初はレッド、イエロー、ブルーの鮮やかな3色展開だった。何度かデザインに変更が加えられたたが、基本形状は生産終了まで変わらなかった。

ブリストル603(1976~2011年)- 35年
ブリストルは、英国のエレガンスとアメリカン・マッスルを融合させたクーペ、603を生み出した。ニッチなモデルであったが、その人気は十分に高く、多くの競合他社が廃業した後もブリストルの存続に貢献した。同社が経営破綻したのは2011年のこと。その後、2016年にレトロな外観のロードスター、ブレットを発表したものの叶わず、2020年に債務支払いのため清算。現在では、再び復活計画が進められているという。
興味深いことに、ブリストル603の改良時にはさまざまなモデルからライトを流用した。2代目フォルクスワーゲン・シロッコ、ベッドフォードCF2、オペル・セネターB、アウディA4アバントといったモデルから照明部品を調達し、新鮮な外観を維持したのだ。

ルノー12(1969~2006年)- 37年間
ルノーの幹部は、12が世界中の隅々で販売される真のグローバルカーになると信じていた。その予測は驚くほど正確だった。12の主な市場は西欧諸国だったが、東欧、北米大陸、オーストラリアでも販売された。
特に注目すべきは、数十年にわたりダチアブランドの基幹モデルとして存在したことだ。フランスでの生産終了後も、ダチアの本国ルーマニアでは26年間生産が続けられた。現地特化モデルとして、スポーティなクーペの1410、リフトバックの1320、2ドア/4ドア仕様のピックアップトラックなどが派生。最終的には初代ダチア・ローガンが後継となった。

(翻訳者注:この記事は「後編」へ続きます。)


















