【現役デザイナーの眼:アウディA5】セダンやワゴンデザインの難しさ 立体構成で勝負 圧巻のリアビュー!
公開 : 2026.02.24 12:05
もう1段階の新鮮さも欲しくなる
フロントはこれまでよりラウンドを感じさせるデザインで、一体感あるスムーズな面構成が印象的です。全体として従来よりも塊としての存在感を重視しているように見えます。
また『S5』や『Sライン』はグリル両脇に大きなエアインテーク型の造形があり、目を引くポイント。ワイド感に寄与するデザインですが、これは同時期にモデルチェンジされた『Q5』にも採用されており、今後アウディのスポーツモデルに波及するものと思えます。

ただ、グリルとヘッドライトの比率やディテールはこれまでのアウディを踏襲するものであり、プレミアムブランドとして正攻法なのですが、もう一段の新鮮さがあっても良いとも感じます。ボディ全体の立体進化が大きいだけに、フロントのアイコン性がさらに強まれば、より強いメッセージを持てるだろうと思いました。
とはいえ、全体的にとても魅力があるアウディA5。特にアバントは、個人的には近年取材したクルマの中で、最も欲しいなと感じさせる1台です。
















