ハイラックスよりも迫力あり? イネオス・グレナディア・クォーターマスター(1) ディフェンダーが失った道具感備える

公開 : 2026.03.31 18:05

背筋を伸ばした運転姿勢 タッチモニターもBMW

インテリアの構成は、ワゴンボディ版と同じ。ガラスエリアの下端は低く、運転席からの視界は広い。ルーフサイドにサファリウィンドウを追加でき、開放感を高められる。

ダッシュボードは、飛行機のコックピットのよう。センターコンソールに並ぶスイッチ類は、エアコン用。フロントガラスの上には、オフロードに関する機能のスイッチが並んだパネルが備わり、補助アクセサリー用のトグルスイッチも用意される。

イネオス・グレナディア・クォーターマスター TD ブラック・エディション(英国仕様)
イネオス・グレナディア・クォーターマスター TD ブラック・エディション(英国仕様)

座り心地の良いフロントシートの座面は高く、背筋を伸ばした運転姿勢に落ち着く。メーター用モニターは、必要最低限の大きさだろう。リアシートは狭めで、背もたれは直立気味。内装の素材は価格相応だが、期待以上の高級感まではない。

すべてのスイッチは、手袋のまま扱える大きさ。タッチモニターはBMW由来で、トランスミッショントンネル部分にロータリーダイヤルが備わり、画面へ触れずにシステムを操作できる。ソフトウェアは最新版ではなく、やや反応は遅いようだ。

走りの印象とスペックは、イネオス・グレナディア・クォーターマスター(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・プライヤー

    Matt Prior

    役職:編集委員
    新型車を世界で最初に試乗するジャーナリストの1人。AUTOCARの主要な特集記事のライターであり、YouTubeチャンネルのメインパーソナリティでもある。1997年よりクルマに関する執筆や講演活動を行っており、自動車専門メディアの編集者を経て2005年にAUTOCARに移籍。あらゆる時代のクルマやエンジニアリングに関心を持ち、レーシングライセンスと、故障したクラシックカーやバイクをいくつか所有している。これまで運転した中で最高のクルマは、2009年式のフォード・フィエスタ・ゼテックS。
  • 執筆

    リチャード・レーン

    Richard Lane

    役職:ロードテスト副編集長
    2017年よりAUTOCARでロードテストを担当。試乗するクルマは、少数生産のスポーツカーから大手メーカーの最新グローバル戦略車まで多岐にわたる。車両にテレメトリー機器を取り付け、各種性能値の測定も行う。フェラーリ296 GTBを運転してAUTOCARロードテストのラップタイムで最速記録を樹立したことが自慢。仕事以外では、8バルブのランチア・デルタ・インテグラーレ、初代フォード・フォーカスRS、初代ホンダ・インサイトなど、さまざまなクルマを所有してきた。これまで運転した中で最高のクルマは、ポルシェ911 R。扱いやすさと威圧感のなさに感服。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

イネオス・グレナディア・クォーターマスターの前後関係

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