4気筒はコスワース・チューン オペル・アスコナ 400(1) グループ4ラリーのホモロゲ・ファミリーカー

公開 : 2026.04.05 17:45

自然吸気で278psを引き出したグループ4仕様

そこで1978年に、シボレーで前例のあったコスワースへ、KAAユニットの改良が依頼される。コンロッドは鍛造品になり、新たなピストンとツインカムヘッドを採用。クランクシャフトは、信頼性の高いディーゼルエンジンから譲り受けた。

量産用ユニットへの提案もあり、その成果からコスワースへ厚い信頼を抱いたオペルは、アスコナ 400とマンタ 400用のシリンダーヘッドの生産も委託している。合計、1000基から1200基が生み出されたようだ。

オペル・アスコナ 400(1979〜1981年/欧州仕様)
オペル・アスコナ 400(1979〜1981年/欧州仕様)    マックス・エドレストン(Max Edleston)

完成した2.4LのKAAユニットは、グループ4仕様で自然吸気ながら278psの最高出力を達成。量産仕様では、約半分の144psへ落とされていたが、排気量としては悪くない、21.3kg-mの最大トルクが引き出されていた。

この続きは、オペル・アスコナ 400(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・カルダーウッド

    Charlie Calderwood

    英国編集部ライター
  • 撮影

    マックス・エドレストン

    Max Edleston

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

オペル・アスコナ 400の前後関係

前後関係をもっとみる

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事