60周年を迎えたランボルギーニ・ミウラ『公式』ヒストリー(4) 当時は異例の多さだった生産台数

公開 : 2026.03.26 17:25

40周年に登場したミウラ・コンセプト

これはカロッツェリア・ベルトーネが構想および製作した、ユニークなオープントップ仕様のモデルです。

ラメ入りのスカイブルーのペイント仕上げに白いレザーのインテリア、赤いカーペットが敷かれ、大型のドアエアインテーク、約120ヵ所の構造補強、より傾斜の急なフロントガラス、独自のリアライトなどの特徴的な要素を備え、明確にクーペと差別化されたモデルでした。

ランボルギーニ・ミウラ・コンセプト(2006年)
ランボルギーニ・ミウラ・コンセプト(2006年)    アウトモビリ・ランボルギーニ

ランボルギーニはミウラの伝統を称えるため、同モデルの40周年を記念して2006年にミウラ・コンセプトを発表しました。ジュネーブ・モーターショーで披露されたこのコンセプトカーは、自動車史上最も影響力のあるスーパースポーツカーのうちの1台に敬意を表したものでした。

ワルター・デ・シルヴァがデザインしたミウラ・コンセプトは、レトロなスタイリングを意図的に避け、オリジナルのフラットなシルエット、幅広のリアショルダー、ショートオーバーハングという特徴を現代的に再解釈しました。

純粋にデザイン上の試作として構想されたため、生産に向けた提案はなされず、技術的なコンセプトとして温存されました。

*3月27日夕方公開予定の『60周年を迎えたランボルギーニ・ミウラ『公式』ヒストリー(4)』へ続きます。

記事に関わった人々

  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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