ロータスが新型V8スーパーカー、2028年発売へ 『エスプリ』の精神受け継ぐハイブリッドモデル 欧州生産は「可能性が高い」

公開 : 2026.05.13 07:45

基本デザインはコンセプトを踏襲?

新型スーパーカーは、セオリー1コンセプトと同様に、英国コベントリーのデザインセンターで開発された。外観だけでなく、マクラーレンF1のような3人乗りレイアウトも引き継がれる可能性がある。

セオリー1コンセプトは、エヴァイヤ(全長4490mm、最高出力2040ps)のような過激なハイパーカーとは異なり、より親しみやすいスーパーカーとして設計された。例えば、カーボンファイバー製モノコックを採用することで軽量化を実現。2024年当時、ロータスはコンセプトカーに使用された技術の85%が量産準備段階にあると述べていた。

2024年公開のセオリー1コンセプト
2024年公開のセオリー1コンセプト    ロータス

ロータスは2028年までに完全電動化を目指す計画を断念し、マルチパワートレイン戦略へと舵を切った。その一環としてV8スーパーカーの開発に着手している。

新型スーパーカーのコードネームは『タイプ135』で、これは当初、エミーラの後継となる予定だったEVに付けられていたものだ。

今後数週間のうちに、ロータスはエミーラの改良型を発表する予定で、「これまでで最もパワフルかつ軽量なエミーラ」になるという。

以前、エミーラにPHEVパワートレインが搭載される可能性も示唆されていたが、車重1.5トンの現行型よりも「軽量」となることから、その見通しは不透明だ。

また、EVからの転換の一環として、ロータスは新型SUV『エレトレX』の生産を拡大し、「短期的には」PHEVの販売を世界全体の60%まで引き上げたいと発表した。エレトレXはすでに中国で納車が始まっており、今年後半に欧州へ、2027年には英国へ導入される予定だ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ニック・ギブス

    Nick Gibbs

    英国編集部ビジネス担当記者
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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