今年発売予定、次期『BMW M3』を予告! 4モーター搭載『Mコンセプト・ノイエ・クラッセ』 M新章に向けた意図表明

公開 : 2026.06.16 07:05

クルマとの一体感を重視

とはいえ、情報筋によれば、電動M3の最高出力は約1000ps(現行の直列6気筒モデルの約2倍の出力)を誇るとされている。実現すれば、スーパーカーに匹敵する発進加速性能を手に入れるだろう。

しかし、BMW Mの販売責任者シルビア・ノイバウアー氏は最近、AUTOCARに対し、EVにおける最優先事項は単に圧倒的な直線加速力を提供することではなく、むしろ「BMW MのDNAに忠実であり続ける」こと、つまり魅力的なダイナミクスと高速域でのコントロール性を実現することだと語った。

BMW Mコンセプト・ノイエ・クラッセ
BMW Mコンセプト・ノイエ・クラッセ    BMW

「加速やパワーだけがすべてではありません。ドライバビリティや操作性、そしてドライバーとクルマ、道路との間に生まれる信頼感や一体感こそが重要です」とノイバウアー氏は述べていた。

ビジョン・ドライビング・エクスペリエンスでは、ハート・オブ・ジョイによって数ミリ秒のうちに豊富なパワーリザーブを四輪すべてに配分していた。しかし、市販車の性能がそれにどれほど近いものになるかは、まだ未知数だ。

また、ビジョン・ドライビング・エクスペリエンスではダウンフォースを増強するファンを装備していたが、これも市販車に引き継がれるかどうかは明らかではない。2025年の上海モーターショーで実演されたように、この実験車両は54度の傾斜の上で安定して停止していた。

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    役職:副編集長
    AUTOCARの若手の副編集長で、大学卒業後、2018年にAUTOCARの一員となる。ウェブサイトの見出し作成や自動車メーカー経営陣へのインタビュー、新型車の試乗などと同様に、印刷所への入稿に頭を悩ませている。これまで運転した中で最高のクルマは、良心的な価格設定のダチア・ジョガー。ただ、今後の人生で1台しか乗れないとしたら、BMW M3ツーリングを選ぶ。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事