目印は『X型』ヘッドライト BMW新型『X5』初公開!(2) 新デザイン言語「ノイエ・クラッセ」採用

公開 : 2026.07.02 07:50

未来感あるインテリアデザイン

インテリアの全体的なレイアウトはiX3と似ており、独特な斜め配置(平方四辺形)のセンタータッチスクリーンと、フロントガラス下部に配置された「パノラミックiドライブ」が特徴だ。

スイッチ類の大部分や、マルチファンクションステアリングホイールの形状もiX3に近い。ただし、助手席用の2つ目のタッチスクリーンがオプションとして追加されており、さまざまなストリーミングやエンターテインメントアプリを移動中に楽しむことができる。

BMW X5
BMW X5    BMW

iX5は旧来のCLARプラットフォームの進化版を採用しているものの、iX3と同じ電子制御システムとソフトウェアスタックを搭載している。つまり、BMWの「ハート・オブ・ジョイ」制御ユニットを採用し、リアバイアスの四輪トルクベクタリングや、サスペンション、スロットル、ブレーキ制御を通じて「比類なきドライビングダイナミクス」を実現しているという。

iX5の全グレードにエアサスペンションが標準装備され(内燃機関車ではオプションとして用意される予定)、アクティブアンチロールバーやリアホイールステアリングなど、シャシー性能を高めるオプションも選択可能だ。

水素燃料電池モデルもまもなく登場

FCEVのiX5ハイドロジェンは2028年に発売される予定で、トヨタと共同開発された水素燃料電池システムを搭載する。

現行X5の実験的なFCEVモデルに比べて、パッケージング、出力密度、性能において大幅な進歩を遂げている。現行システムは合計出力400psを発生し、2基の700バー水素タンクから約500kmの航続距離を実現している。

BMW iX5ハイドロジェン
BMW iX5ハイドロジェン    BMW

主な改良点として、新しい「フラットストレージ」設計が挙げられる。これにより、水素タンクがEV用バッテリーと同じサイズのコンテナに収められ、両車を並行して生産し、同等の室内空間を確保することが可能となる。

BMWは、新型iX5ハイドロジェンの生産予定台数や、投入する市場ついてはまだ明らかにしていない。

「M」モデルは出るのか?

以前、iX5のMバージョンと思われる車両のテスト走行が確認されたが、ガソリンエンジンを搭載した『X5 M』の導入計画については、現時点では何も発表されていない。

現行のX5 Mは、『M5』と同じ625psのV8エンジンを搭載している。プラットフォームを考慮すると、最新世代のM5と同じく、4.4L V8をベースにした727psのPHEVパワートレインが採用される可能性が高い。

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    役職:副編集長
    AUTOCARの若手の副編集長で、大学卒業後、2018年にAUTOCARの一員となる。ウェブサイトの見出し作成や自動車メーカー経営陣へのインタビュー、新型車の試乗などと同様に、印刷所への入稿に頭を悩ませている。これまで運転した中で最高のクルマは、良心的な価格設定のダチア・ジョガー。ただ、今後の人生で1台しか乗れないとしたら、BMW M3ツーリングを選ぶ。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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