メルセデス、アウディ、マツダの逸品 2026年版 最も注目すべきディーゼル車 10選(後編) 捨てがたいトルクフルな走り

公開 : 2026.07.20 11:45

自分に合ったディーゼル車を選ぶには?

ディーゼル車を選ぶ際は、航続距離や価格以外にも考慮すべき要素がある。注目すべき点は以下の通り。

航続距離

1日数百km、週7日走行できるクルマを求めているのであれば、なおさら重要だ。一部のディーゼル車は、エコドライブや高速道路を中心する走り方であれば長距離を走行できる。燃料タンク容量が大きく、公称燃費が優れたモデルに注目しよう。言わずもがな、燃費がよければ維持費は安くなり、給油に費やす時間も少なくて済む。

室内空間

ディーゼル車を選ぶ際に注目すべきポイントは?
ディーゼル車を選ぶ際に注目すべきポイントは?

長期間の旅行や家族連れでのドライブ、仕事などで広いスペースが必要になる場合がある。

まずはすべてのシート列、特に後部座席のヘッドルームとレッグルームを確認しよう。7人乗りが必要な場合は、3列目シートが大人でも快適か、それとも子供向けなのかを確かめたい。

次に、通常時のトランク容量と、シートを折りたたんだ状態での容量を確認しよう。一部のモデルには、トランクの床下にも追加の収納スペースが備わっている。

テクノロジー

ナビゲーション・システムは、給油所を地図上に表示できる機能を備えたルートプランナーがあると便利だ。

運転支援システムとしては、アダプティブ・クルーズ・コントロール、車線維持支援、ブラインドスポットモニタリングなどの機能があると長距離の移動も楽になる。また、360度パーキングカメラがあれば大型SUVでも運転しやすい。

昨今ではエンターテインメント機能も重要だ。後部座席の充電ポートやスクリーンは、家族連れにとって重宝するはずだ。

テストと選定方法

ディーゼル車のレビューは、ガソリン車のレビューとほぼ同じだ。AUTOCAR UK編集部のロードテスターチームが、室内空間、汎用性、長距離走行時の快適性、実用性などを基準にディーゼル車を評価した。評価項目は以下の通り。

1. 燃費
ディーゼル車は、仕事や休暇で長距離移動に使う人が多いため、燃費と航続距離が極めて重要だ。公式のWLTP燃費と、高速道路、郊外道路、市街地での実走行結果を比較した。

AUTOCAR UK編集部はこのリストに記載の全モデルを試乗している。
AUTOCAR UK編集部はこのリストに記載の全モデルを試乗している。

2. 走行性能
ディーゼル車だからといって、必ずしも遅かったり、洗練性が低かったり、運転しにくかったりするわけではない。さまざまな道路状況下で乗り心地、車体制御、ステアリングのレスポンスを評価し、実際の使用状況を再現するため、乗員や荷物を満載した場合と空荷の場合の両方で加速性能をテストした。

3. 室内空間
全列のヘッドルーム、レッグルーム、室内幅に加え、シートを立てた状態と完全に折りたたんだ状態でのトランク容量を測定した。Isofix取り付けポイントやチャイルドシートの取り付けのしやすさもテストした。

4. テクノロジー
インフォテインメント・システムの反応速度、ナビゲーション、スマートフォン連携機能を評価した。また、アダプティブ・クルーズ・コントロール、車線中央維持、ブラインドスポットモニタリング、オートパーキングなどの先進運転支援システム(ADAS)もテストした。

5. 快適性
このリストに掲載されているすべてのモデルは、英国と欧州で数千kmに及ぶテストを受けている。各車のシートの快適性を測定し、これを評価に反映させた。また、高速道路走行時の車内騒音や、悪路でのサスペンションの快適性も測定した。

記事に関わった人々

  • 執筆

    サム・フィリップス

    Sam Phillips

    役職:常勤ライター
    AUTOCARに加わる以前は、クルマからボート、さらにはトラックまで、EVのあらゆる側面をカバーする姉妹誌で働いていた。現在はAUTOCARのライターとして、トップ10ランキングや定番コンテンツの更新、試乗記や中古車レビューの執筆を担当している。最新の電動モビリティ、クラシックカー、モータースポーツなど、守備範囲は広い。これまで運転した中で最高のクルマは、1990年式のローバー・ミニ・クーパーRSP。何よりも音が最高。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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