ポストSUV時代を体現 キアPV5 パッセンジャー(1) スライドドアに3列シートも 日本で販売スタート

公開 : 2026.08.03 18:05

アンドロイドがベースのタッチモニター

内装の素材は、ファミリカーとして充分ながら、堅牢性重視でベーシックな印象。3列仕様への試乗はできていないが、シートレイアウトの自由度は高いという。

2列仕様の荷室は、高さも幅も奥行きも、約1.5mは確保可能。スーツケースやベビーカー、キャンプ道具などを悩むことなく積み込める。2列目シートは取り外せないが、折りたためば拡大もできる。フロアに段差が生じ、長くて重いものは載せにくいけれど。

キアPV5 パッセンジャー・プラス(英国仕様)
キアPV5 パッセンジャー・プラス(英国仕様)

タッチモニターは、グーグル・アンドロイドがベース。描画は鮮明で、反応も素早く滑らかだった。ただし、エアコンもタッチモニター下部のメニューバーで操作することになる。アップル・カープレイを起動しても、そのメニューが消えないのは評価できる。

ステアリングホイール上には、カスタマイズ可能なショートカットボタンが2つ。運転支援システムの切り替えも、割り当てられる。物理スイッチはもっと増やしていいが、他のシステムと比較して、車載機能の操作性が劣るとは感じなかった。

気になる走りの印象とスペックは、キアPV5 パッセンジャー(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    役職:ロードテスト編集者
    AUTOCARの主任レビュアー。クルマを厳密かつ客観的に計測し、評価し、その詳細データを収集するテストチームの責任者でもある。クルマを完全に理解してこそ、批判する権利を得られると考えている。これまで運転した中で最高のクルマは、アリエル・アトム4。聞かれるたびに答えは変わるが、今のところは一番楽しかった。
  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 執筆

    ジェームス・アトウッド

    James Attwood

    役職:雑誌副編集長
    英国で毎週発行される印刷版の副編集長。自動車業界およびモータースポーツのジャーナリストとして20年以上の経験を持つ。2024年9月より現職に就き、業界の大物たちへのインタビューを定期的に行う一方、AUTOCARの特集記事や新セクションの指揮を執っている。特にモータースポーツに造詣が深く、クラブラリーからトップレベルの国際イベントまで、ありとあらゆるレースをカバーする。これまで運転した中で最高のクルマは、人生初の愛車でもあるプジョー206 1.4 GL。最近ではポルシェ・タイカンが印象に残った。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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