レクサス、EVとなる次期『LFA』でV10エンジンの走りを再現 五感に訴える運転感覚 英国でコンセプト公開

公開 : 2026.07.15 07:05

EVのメリットとデメリット

雪田氏は、単にエンジンの音やシフトチェンジの感触を模倣するのではなく、ドライバーに「エンジンで走っているような感覚」を味わってほしいと語った。

それは、EVの主なデメリットの1つとして、本質的な重量増加に加え、「ドライバーの五感に大きなインパクトを与える音や振動が失われること」を認めた。その一方で、電気モーターならではの優れた応答性やリニアな特性を活かすことができ、これは「エンジンでは得られないもの」だとした。

グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで公開されたレクサスLFAコンセプト
グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで公開されたレクサスLFAコンセプト    AUTOCAR

さらに、開発者の視点では「不要な音や振動をすべて排除」することができる。つまり、「ゼロから再出発し、何を作り出したいかを議論して、五感に良い影響を与える音や振動を再設計することができる」ということだ。

雪田氏は、ヒョンデポルシェの合成エンジン音の有効性を認めつつも、「わたし達は単にエンジンの音を再現したいのではなく、音そのものを再設計したい」と述べた。

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    役職:副編集長
    AUTOCARの若手の副編集長で、大学卒業後、2018年にAUTOCARの一員となる。ウェブサイトの見出し作成や自動車メーカー経営陣へのインタビュー、新型車の試乗などと同様に、印刷所への入稿に頭を悩ませている。これまで運転した中で最高のクルマは、良心的な価格設定のダチア・ジョガー。ただ、今後の人生で1台しか乗れないとしたら、BMW M3ツーリングを選ぶ。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事