ロマンチックな4シーター・コンバーチブル マセラティ・グランカブリオ・トロフェオ(1) ディテールはMCエクストレーマの影響

公開 : 2026.08.07 18:05

GT2ストラダーレへ寄せたステアリングホイール

インテリアは、過去のモデルと比べると、質感や統一感が上昇している。さらに今回の小変更で、メーター用モニターは鮮明さを増し、エアコンの操作メニューも人間工学が意識され扱いやすく改良。ダッシュボード上のデジタル時計は、高級感を増した。

造形的なプレミアム感は以前のマセラティほどではなくても、シフトセレクターのボタンは本物の金属。押した時のクリック感が心地良く、見た目の特別感も高い。加えて、大きなシフトパドルでDとRを切り替えられるようにもなった。

マセラティ・グランカブリオ・トロフェオ(欧州仕様)
マセラティ・グランカブリオ・トロフェオ(欧州仕様)

ステアリングホイールは、滑りにくいアルカンターラ巻きで、マセラティ GT2ストラダーレの形状へ寄せられている。ウインカーレバーなど、フィアットジープと共有する部品も点在するが、見た目がチープなわけではない。

ソフトトップは荷室内へ収納されるため、沢山の荷物を積んで旅行へ出る場合は、クローズ状態を保つことになる。開くと、柔らかい布製バッグくらいしか入らないだろう。カンバスの色は、ブラックかブルー、グレー、グレージュ、レッドから選べる。

走りの印象とスペックは、小改良 マセラティ・グランカブリオ・トロフェオ(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    役職:ロードテスト編集者
    AUTOCARの主任レビュアー。クルマを厳密かつ客観的に計測し、評価し、その詳細データを収集するテストチームの責任者でもある。クルマを完全に理解してこそ、批判する権利を得られると考えている。これまで運転した中で最高のクルマは、アリエル・アトム4。聞かれるたびに答えは変わるが、今のところは一番楽しかった。
  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    役職:副編集長
    AUTOCARの若手の副編集長で、大学卒業後、2018年にAUTOCARの一員となる。ウェブサイトの見出し作成や自動車メーカー経営陣へのインタビュー、新型車の試乗などと同様に、印刷所への入稿に頭を悩ませている。これまで運転した中で最高のクルマは、良心的な価格設定のダチア・ジョガー。ただ、今後の人生で1台しか乗れないとしたら、BMW M3ツーリングを選ぶ。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

マセラティ・グランカブリオ・トロフェオ 2026年仕様の前後関係

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