マツダのロータリーエンジン搭載車にBMW 7シリーズも 乾いた大地に眠る廃車 38選(中編) ジャンクヤード探訪記

公開 : 2026.08.28 11:25

ナッシュ・ランブラー – 1957年

オーナーのドン・ウォラーさんは、この1957年式ナッシュ・ランブラーを1970年代初頭、まだ走れる状態だった頃に仕入れ、それ以来ずっとここに保管している。直列6気筒エンジンと3速マニュアル・トランスミッションがそのまま残っているなど、多くの部品が揃っているようだ。エンジンは回るし、ガラスも無傷。フロアパネルの錆を除けば、長く放置されていたクルマとしては驚くほど良好なコンディションと言える。

ナッシュ・ランブラー - 1957年
ナッシュ・ランブラー – 1957年

フォード・トーラス

1986年に登場したフォード・トーラスは、米国のファミリーカーの常識を一新した。その滑らかで空力的なフォルムは、当時の箱型が主流だったデザインとはまったく異なるものだ。大ヒットを飛ばして米国ベストセラー車の1つとなり、かつては街角のあちこちで頻繁に目にする存在だった。しかし今日では、その姿はほとんど見られなくなっている。かつては日常的な光景の一部だったトーラスだが、今や静かに消滅の危機に瀕している。

フォード・トーラス
フォード・トーラス

ダッジ・ポラーラ – 1965年

この1965年式ダッジ・ポラーラ・コンバーチブルのソフトトップは跡形もなく、内装も傷んでしまっている。コロラド州ラマーは乾燥した地域だが、内装はわずかな雨でも影響を受け、ダッシュボードさえもボロボロになっている。1965年に生産された7万5100台のポラーラのうち、コンバーチブルはわずか1416台しかなく、この個体はかなり希少だ。

ダッジ・ポラーラ - 1965年
ダッジ・ポラーラ – 1965年

シボレー・ベルエア – 1956年

ドン・ウォラーさんは1970年代初頭にこの1956年式シボレー・ベルエアを仕入れた。オリジナルの塗装は残っているものの、あまり状態は芳しくない。コロラド州ラマーでは年間300日以上も日照があることから、所々で塗装が剥がれ、金属がむき出しになっている。ボディそのものは堅牢で、シャシーはしっかりしており、錆も局所的なものに留まっている。もともとはV8エンジンとオートマティック・トランスミッションを搭載し、現在も走行可能だ。

(翻訳者注釈:この記事は「後編」へ続きます。)

シボレー・ベルエア - 1956年
シボレー・ベルエア – 1956年

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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