ロールス・ロイス・カリナン級のフラッグシップモデル ヒョンデ史上最もパワフルな高級EV『ジェネシスGV90』登場

公開 : 2026.08.25 07:25

新システム多数採用 遮音性も追求

広々としたボディサイズを活かし、バッテリーは123.5kWhと大容量だ。航続距離は社内テストで最大500kmと見積もられている。800Vのアーキテクチャーにより、GV90は最大350kWでの充電が可能で、10%から80%までの充電にわずか22分しかかからないという。

モーターは前後に1基ずつ配置され、合計出力666ps、最大トルク81.5kg-mを発生する。ヒョンデ・グループ史上最もパワフルなEVである。

ジェネシスGV90
ジェネシスGV90

各モーターには、同社として初めてとなる独自のディファレンシャルが装備されており、あらゆる条件下で車輪への動力伝達を最適化する。また、後輪ステアリングが標準装備され、俊敏なハンドリングと滑りやすい路面での安定性向上を実現しているという。

マルチチャンバー式エアサスペンションは、走行状況に合わせて車高を調整し、デュアルバルブ式アダプティブダンパーにより路面の衝撃吸収と姿勢制御の最適なバランスを目指している。

窓ガラスはすべて厚さ5mm以上あり、高い防音性能を発揮する。また、フロントガラスには薄い金属コーティングが施されており、空調とは別に独立してデフロスター機能を使用できる。オプションのパノラミックルーフには液晶技術が採用され、6つの個別セクションごとに透明度を制御できる。

GV90は来月韓国で、2027年前半に欧州で発売される予定だ。価格については未発表だが、10万ポンド(約2160万円)を超えると見込まれている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    役職:副編集長
    AUTOCARの若手の副編集長で、大学卒業後、2018年にAUTOCARの一員となる。ウェブサイトの見出し作成や自動車メーカー経営陣へのインタビュー、新型車の試乗などと同様に、印刷所への入稿に頭を悩ませている。これまで運転した中で最高のクルマは、良心的な価格設定のダチア・ジョガー。ただ、今後の人生で1台しか乗れないとしたら、BMW M3ツーリングを選ぶ。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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