右ハンドル初期ビートルに、知る人ぞ知るイタリア車イソの希少モデルも 450台を所有するカーコレクターの逸品 55選(中編)
公開 : 2026.09.23 11:45
BMW 628 CSi
Studio434に展示されている車両の多くはフラッグシップモデルだが、この1台は逆で、1986年式のBMW 6シリーズのエントリーモデルである。E24型のほとんどは3.5Lの635 CSi仕様だが、これはより手頃な価格の2.8L仕様であり、現存する台数はごくわずかだ。背景には、同じく2.8Lのクラシックカー、フォード・グラナダ・ギアが写っている。

ベントレーMkVI
MkVIはベントレーにとって戦後初のクルマであり、同社の方向転換を告げるものだった。シャシーで販売し、顧客にボディを架装してもらう従来の方式ではなく、ボディまで製造して完成車とすることで、より安価で大量生産が可能となった。ただし、この1台はコーチビルダーのハロルド・ラドフォードによって製作された極めて希少なシューティングブレークである。1949年に購入した初代オーナーは、莫大な費用をかけたはずだ。

オースチンA90アトランティック
戦後の英国では収入源を確保するため、自動車メーカーは可能な限り多くの製品を輸出せざるを得なかった。A90アトランティックは、まさにそうした狙いでオースティンが開発したモデルだ。米国市場をターゲットにしていたため、英国と米国のデザイン要素がごちゃ混ぜになっており、(英国の基準では)大排気量の2660cc直列4気筒エンジンを搭載している。しかし、米国の消費者には敬遠され、販売は失敗に終わった。ロジャー氏は自身のコレクションに、クーペとコンバーチブルのモデルを所有している。

アルヴィスTD
スポーティな趣向を備えた高級車のメーカーとして知られるアルヴィスが乗用車事業を停止してから60年近く経つが、同社は現在も軍用装甲車を製造している。TD21は、エレガントな4人乗り2ドア・セダンであり、コンバーチブル仕様も用意されていた。エンジンは3.0L直列6気筒だ。

ACアシーカ
かのキャロル・シェルビー氏は、ACエースにV8エンジンを無理やり載せてコブラを生み出した。あまり知られていないが、エースの固定ルーフ版であるアシーカは、1954年に登場し、1963年まで製造された。2.0L直列6気筒エンジンが搭載されており、当時としては画期的なハッチバック構造を採用していた。

フォード・オリオン
ロジャー氏は長年にわたり、あらゆる種類の珍しいエキゾチックカーを収集してきたが、Studio434の中でも特に希少な1台が、この1990年式のフォード・オリオンだ。1.4Lエンジンを搭載し、これまでの走行距離は5万km未満で、状態は極めて良好だ。

画像 コレクターの心を掴んだ名車たち【アストン マーティンDB9、オースチンA90、ジャガーXJSを詳しく見る】 全62枚

































































