使えるEVがいよいよお手頃価格に ヒョンデ・アイオニック5【UK中古車ガイド】 レトロモダンな堅実ファミリーカー

公開 : 2026.10.30 18:05

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ラジーヴ・ラヒリ氏

「アイオニック5が、家には2台あります。非常に満足している証拠です。自分のは2023年式で、走行距離は6万kmを超えた辺り。信頼性が高く、所有自体を心から楽しめています。航続距離も優秀ですよ。購入前に、リコール対策は確認した方が良いでしょう」

ヒョンデ・アイオニック5(英国仕様)
ヒョンデ・アイオニック5(英国仕様)

購入時に気をつけたいポイント

駆動用モーターと電気系統

英国では2024年5月に、充電制御ユニット(ICCU)の不具合でリコールが出ている。2024年以降では、ICCUは対策済み。待機電力やソフトウエアのバグによる、バッテリーあがりにも注意したい。

また同時期に、リアのドライブシャフトにリコールが出ている。走行中に甲高い唸りが強く聞こえる場合は、リダクションギア内のベアリングの劣化が疑われる。

サスペンションとブレーキ、タイヤ

ヒョンデ・アイオニック5(英国仕様)
ヒョンデ・アイオニック5(英国仕様)

タイヤの摩耗状態と、ホイールのガリキズは確かめたい。パーキングブレーキのリコールが、2022年に出されている。ホイールベアリングは、保証交換の対象だ。

ボディ

窓ガラスへ、細かなヒビが入ることがある。フロントバンパーは塗装が弱く、初期型にはリアワイパーが備わらない。キーをロックし、ドアハンドルが格納され、ドアミラーが折りたたまれるか確かめたい。

インテリア

2025年式からは、タッチモニターへスマホを無線で接続可能。システムの動きが正常か、画面が途中で消えないか確かめたい。内装は、ガタガタ・ビリビリと走行時に鳴りがち。テールゲートからの異音は既知の不備で、ディーラーで対応してくれる。

知っておくべきこと

新車保証は、英国では走行距離無制限で5年間まで。駆動用バッテリーは、8年間か16万kmまで保証される。また、バッテリーの冷却液交換を含む、4年毎か6万4000km毎での整備が指定されている。

英国ではいくら払うべき?

1万1000ポンド(約229万円)〜1万9999ポンド(約415万円)

英国では、価格帯の前半は2021年から2022年式のアイオニック5が中心。後半には2023年式が含まれる。走行距離はまちまちだが、探すと3万km前後の例も見つかる。

2万ポンド(約416万円)〜2万9999ポンド(約623万円)

2025年のフェイスリフト後のアイオニック5をお考えなら、この価格帯から。

3万ポンド(約624万円)以上

ヒョンデ ・アイオニック5 73kWh プレミアム(2022年式/英国仕様)
ヒョンデ ・アイオニック5 73kWh プレミアム(2022年式/英国仕様)

新車に近い、84kWhバッテリー仕様がご希望なら、英国ではこの価格帯から。2026年式の未登録車も探せる。アイオニック5 Nは、まだ4万ポンド(約832万円)以上する。

英国で掘り出し物を発見

ヒョンデ ・アイオニック5 73kWh プレミアム(英国仕様) 登録:2022年 走行距離:5万6300km 価格:1万8300ポンド(約381万円)

充分な航続距離を備え、不満ない動力性能で、現実的な価格で選べるアイオニック5。ワンオーナーの認定中古車だ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジョン・エバンス

    John Evans

    役職:特派員
    フリーランスのジャーナリストで、AUTOCAR英国編集部の元スタッフ。姉妹誌『What Car?』誌の副編集長や『Practical Caravan誌』の編集長なども歴任した。元自動車ディーラーの営業マンという経験を活かし、新車・中古車市場や消費者問題について幅広く取り扱っている。近年は、これらのニュースや特集記事に加え、アイスクリーム・ワゴンのDIY方法から放置車両の探索まで、さまざまな記事を寄稿している。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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