ジープ・レネゲード

公開 : 2015.12.25 23:50  更新 : 2017.05.29 18:34

■経済性とランニング・コスト

“選ぶグレードによってオススメの度合いは変わってくる” ― マット・プライヤー (ロードテストエディター)
ルノー・キャプチャーをはじめとする小型SUVカテゴリーに、4×4に特化したメーカーともいえるジープが参入したことは喜ばしい事実。

ただ、裏を返せば、ジープを名乗る以上は、もっとパワフルで、もっと機械的に洗練され、もっとオフロードの走破性が高くある必要もあると感じる。

ミニ・ジープとして物欲を満たしていることを喜ぶべきか、あるいはマテリアルの質感や荷室の小ささに不満をいうべきか。嘆かわしいモデルであるのも事実だ。

装備がもっとも充実したグレードの価格は、ミニ・カントリーマン・クーパーDより£1,750(31万円)安価なだけ。ちょっとレネゲードが高価に感じるのは筆者だけではないだろう。

AUTOCARとしては、もっとも安価な4WDのモデルを推す。2.0ℓのマルチジェット140ロンギチュードということになるのだが、FFを買うよりもお得なはずだ。

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