新SX4 S-クロス マイナーチェンジ車 走りの違い/価格差を解説

公開 : 2017.08.05 06:10

スズキSX4 S-クロスが、ガラリと変わりました。ヨーロッパで好調のこのモデル、新型の違いは「顔」だけでなく、「脚もと」も注目。

■どんなクルマ?

フェイスリフト? 実質マイナーチェンジ並み

SX4 S-クロスは、エスクード同様にハンガリー工場から輸入されるスズキならではの “欧製日本車” である。キザシの生産が終了した現在ではスズキの自社製乗用車としては実質的に最上級機種となり、クロスオーバー風味を押し出しつつも、Cセグメント・ハッチバック市場も視野に入れる。

今回はスズキの公式発表だと “一部仕様変更” という表現になるが、エクステリアのフェイスリフトに加えて、手直しは変速機やシャシーにまでおよぶ。一般的な相場観ならマイナーチェンジと呼ぶべき変更内容である。

とくにフロント周辺の変更は比較的大規模で、ライト/グリル/バンパーに加えて、ボンネットフード(=ボディプレスパネル)まで変更されている。


フロントグリルは従来より面積を拡大するとともに位置も上方移動したことで、押し出しは明確に強まった。それ以外にも前後ともランプはLED化、内装も基本意匠はそのままにピアノブラック調やメッキをあしらうなど、いかにも今どきの質感向上策が施される。


変速機が従来のCVTからより小気味よさが期待できるステップド6ATに換装された点はマニア筋には朗報だろう。

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