トヨタ・スープラ 開発責任者に一問一答 ファンへの言葉、86との関係

公開 : 2018.07.25 18:10  更新 : 2021.01.28 18:11

知ってほしい5つのこと

――これが5世代目のスープラとなるので、スープラファンに知ってほしい5つのことを教えていただけますか。

「まず初めに、今までのスープラは全て直列6気筒エンジンを搭載していました。新型でももちろん搭載します」

「2つ目に、歴代『スープラ』は全てFRでした。これも継承します」

「3つ目は、デザイン。A80(4代目スープラ)からヒントを得て、もちろん同じではありませんが、その要素を取り入れたことで、新型をぱっと見て『スープラ』だとわかるデザインにしました」

「4つ目は、各世代を振り返ると、それぞれの時代で存在感を見せつけてきました。新型でもそれを実現したいと思っています。来年発売されたら、このクラスで一番ファン・トゥ・ドライブなクルマになると信じています」

「現在、自動車業界では自動運転や電動化やAIが話題の中心です。規制が厳しくなることで、エモーショナルなクルマをつくることがどんどんむずかしくなっています。ですから、5つ目としては、新型スープラが純粋なガソリンエンジンによる官能的な音を楽しめる最後のトヨタ車になるのではないかと思っています」

「以上がわたしの5つのポイントです。久々の発売となるスープラをみなさんに楽しんでいただきたいと思っています。そして30年後に再会して、どんなにいいクルマだったか話しあえるといいですね」

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