コンパクト・ピックアップ 復活の兆し 振り返る驚きのトレンド

公開 : 2019.01.06 06:10

次なるモデルは?(2018年以降)

2010年代初頭、米国のコンパクト・ピックアップ市場は消滅の危機にあった。GM、フォードとラムの各社が撤退し、日産フロンティアと、この市場をリードするトヨタ・タコマだけが唯一残された希望だった。

だが、2014年にシボレーとGMCが時を同じくして新型コロラドとキャニオンを発表したことで、この市場は復活を遂げ、2018年にはフォードからもレンジャーが再びその姿を現し、2019年にはジープからは多くが期待するラングラーベースのピックアップが、そしてラムからも2022年までにエントリーレベルのピックアップモデルが登場予定となっている。

ガソリン価格がふたたび上昇傾向を見せるなか、コンパクトモデルの美点が見直されることになるかも知れない。

注意:写真は2007年のジープ・ラングラーJT コンセプト

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