21画面スクリーン イマジン by キア 韓国の高性能EVコンセプト 目標航続距離800km

公開 : 2019.03.14 17:10  更新 : 2021.03.05 21:36

21画面も 超高精細スクリーン搭載

キアによれば、このコンセプトカーは低く配置した非接触充電対応バッテリーパックと、コンパクトなドライブトレインを搭載するという。

このコンセプトカーはパフォーマンスを重視しているものの、本格的なスポーツカーを意図しているわけではない。キアのGTモデルと同様、ホットというよりウォームなアプローチを採る。

キアが「タイガーマスク」と呼ぶグリルは、同ブランドのよく知られたタイガーノーズ・グリルを新解釈したものだ。ウインドスクリーンからルーフにかけては1枚のガラスで、キャビン後方のダブルバブルを経由し、ボディ後端に向かって傾斜していく。リアシート用のドアは後方ヒンジで開閉する。サイドから回り込む水平のブレーキライトは、キア・スティンガーを思わせる。

車内は電動プラットフォームの採用により、最大限の広さを実現したとキアは言う。21画面が横並びする超高精細スクリーンは、画面の大きさを競い合っているライバルの自動車メーカーに対する「ユーモアのある返答」を意図したものであるという。

デザイン部門を率いるグレゴリー・ギョームは、このクルマについて次のようにコメントしている。「われわれは航続距離について懸念するお客様に対する返答だけでなく、一目見ると鳥肌が立つような電気自動車のデザインを想い描きました。さらに運転すれば、うなじの毛が逆立つでしょう」

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