小さくても魅力的 小排気量車カウントダウン 前編 セブン160にカプチーノ

公開 : 2019.03.30 05:50  更新 : 2021.01.30 21:28

 

オースチン7:696cc

オースチン7が初めて製造されたのは1922年。大ヒットを記録したクルマとして、現在でも自動車史に残る名車の1台だといえる。当初696ccの4気筒エンジンを搭載していたが、間もなくして747ccに排気量は拡大した。その後コンパクトカーの雛形として、750ccは40年間に渡って定番の排気量となった。また現在でも一般的に用いられている、足で操作するペダルレイアウトを設定したモデルでもあり、運転経験がない初めてのドライバーでも、比較的簡単にクルマを運転することを可能とした。

第二次世界大戦後、オースチン7のエンジンは多くのスポーツカーのベースユニットとして流用され、英国では750モータークラブと呼ばれる自動車クラブも生み出すことになる。この750モータークラブには、現在もオースチン7をベースにしたスポーツカーの愛好者が集まり、オリジナルモデルが発生していた10.5psからは信じられないような、高出力を発揮させているという。

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