【新型モデルの登場はいつ?】英国版2020年新車カレンダー 今年も豊作に期待 10月~12月

公開 : 2020.01.27 16:50  更新 : 2021.03.05 21:43

メルセデス・ベンツEQB

メルセデスではGLBを発売したばかりだが、時間を無駄にすることなく、完全電動モデルとなるEQBの開発に着手しており、2基のモーターを積んで航続可能距離は499km程度になると予想されている。

GLBのダイナミクス性能についてはクエスチョンマークが残るが、EQBはコンパクトでプレミアムな7シーターSUVとしてニッチな市場を開拓することになるだろう。

ポルシェ911 GT3

ポルシェ911 GT3
ポルシェ911 GT3

ヴァイザッハのモータースポーツ・ディビジョンが初めて手を入れる992世代の911であるGT3には、991世代で限定モデルとして登場した911スピードスターと同じ自然吸気4.0Lフラットシックスが積まれることになる。

つまり、そのパフォーマンスは510psのスピードスターと同等かそれを凌ぐものであり、サーキット向けサスペンションセッティングとダウンフォースを増大させるための大型リアウイングが与えられ、さらにはオプションとしてマニュアルギアボックスも選択可能となる。

テスラモデルSプレイド

デュアルモーターのモデルSパフォーマンスがすでに0-97km/h加速2.4秒、最高速261km/hを達成しているが、ポルシェタイカンの登場に刺激を受けたEVメーカーのパイオニア、テスラもこのドイツのライバルメーカーをラップタイムで上回るべくニュルブルクリンクへと向かっている。

モデルSプレイド(メル・ブルックスのSFコメディ、スペースボールがその名前の由来だ)ではモーターが追加され、トルクベクタリングが可能になるとともに、航続可能距離を犠牲にすることなくさらなるパワーを発揮させるべくバッテリー容量も引き上げられることになる。

大げさなリアウイングにトレッドを拡大したリアタイヤ、さらには大径ホイールを装着して車高を下げたプロトタイプが目撃されているが、実際に何台が生産されることになるのかは明らかにされていない。

テスラ・モデルXプレイド

テスラがモデルSに対して行うすべてのアップデートは、ポルシェ・タイカンを上回ることが目的であり、その成果は、すでに現役最高の加速性能を誇るこの7シーターモデルにも適用されることになる。

スタンダードなモデルXからモーター数を増やして3基とすることで、すでに2.7秒という0-97km/h加速をさらに短縮することになる一方で、バッテリー容量の拡大も予想されている。

トヨタヤリスGR

トヨタ・ヤリスGR
トヨタ・ヤリスGR

そう、ハイブリッドではない。

だが、この狂気の新世代ホットハッチはトヨタのエキサイティングな未来に向けた決意表面なのだ。

2018年、トヨタ社長の豊田章男は「もうつまらないクルマは作らない」と宣言している。

261psを発揮する量産としては史上最軽量の1.6Lエンジンと四輪駆動システム、新開発ダブルウィッシュボーンサスペンションと特別仕立てのボディシェルはその証だろうか?

ヤリスGRMNがトヨタ変革の兆しだったが、このクルマはその驚くべき成果だ。

関連テーマ

おすすめ記事

 

シトロエンの人気画像