【恐るべきアルファード中国の人気】5年落ちでやっと正規の新車価格? 人気の理由「日本製」

公開 : 2020.02.29 09:45  更新 : 2021.01.28 17:10

香港ではタクシーを上回る台数もアルヴェル

中国本土でもすごいが、それを上回るのが香港での人気だ。

日本と同じ左側通行&右ハンドルの香港ゆえ、昔から日本車がたくさん走っている。

香港を走るトヨタ・アルファード。香港と中国本土両方で走れるナンバープレートを取得。 撮影:加藤博人
香港を走るトヨタアルファード。香港と中国本土両方で走れるナンバープレートを取得。 撮影:加藤博人    加藤博人

近年、香港を訪れたことのある人なら、街中でやたらとアルファード/ヴェルファイアを見かけたという経験を持つ人もいるのではないだろうか。

なんせ台数が凄い。2018年末時点で香港には18000台以上のアルファード/ヴェルファイアが存在しているが、この数字はかの有名な香港タクシーの台数(ライセンス数)とほぼ同じなのだ。

ちなみに香港タクシーといえば、日本と同様、長年、クラウン・コンフォートが使われていたが、昨今は日本でおなじみのジャパンタクシーに置き換わりつつある。香港での車名は「コンフォート」のままである。

そしてこの香港タクシーは、タクシー営業をするために発行されるライセンス数が制御されておりその数約1万8000。これ以上増えることはないとされている。

香港では街中でも良く見かけるが特に多いのは中国本土との国境近辺だ。

このあたりは治安があまり良くないこともあり、VIPの移動には電車やバスなどの公共交通機関ではなく、クルマが使われる。

送迎用アルファードの多くは香港と中国本土両方で走れるナンバープレートを取得しており、右ハンドルでも問題なく走れる。

さて、この記事を書いている今日は2月24日。中国でレクサス初のミニバン、レクサスLM 300hが遂に発売となる日である。

新型肺炎の関係で販売スケジュールが延期されるのかどうかは不明だが、2345万円という超高価格のLMがアルファードを凌駕する人気を獲得するのか?

とても興味深い。

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