【初代の成功を再び掴めるか】日産ジューク(1) 日本未導入の2代目 長期テスト

公開 : 2020.04.26 11:50

エンジンは116psの1.0L 3気筒ターボ一択

長期テストで導入したジュークは、116psの1.0L 3気筒ターボガソリン。こちらも欧州版となる、最新の日産マイクラに搭載されるエンジンと同じもので、6速MTと組み合わされる。エンジンは、ほかに選択肢がない。

追ってプラグイン・ハイブリッドなどの展開が期待されているが、純EV版の登場はないだろう。オプションで7速ATが選べるが、英国では60%のユーザーはMTを選んでいるという。

日産ジューク(英国仕様)
日産ジューク(英国仕様)

トリムグレードは、売上の30%以上を占める、真ん中のテクナと呼ばれるもの。エントリーグレードから5100ポンド(68万円)の上昇となるものの、装備が大幅に充実し、他に必要なものが思いつかないほど。

日産ではおなじみの360度カメラはもちろん、ボーズ製の8スピーカー、ナビ、プライバシーガラスに、縁石に注意が必要な19インチ・アルミホイールが付く。衝突被害軽減ブレーキに車線維持支援、ブラインドスポット警告と交通標識認識など、多くの運転支援システムも採用する。

長期テスト車で選んだ唯一のオプションは、2トーンパッケージ。赤いメタリック塗装に、黒い屋根が組み合わされる。

この2トーンボディも、ユーザーの30%が選ぶ人気オプション。ジュークの見た目を最も美しく見せてくれると思う。

最新日産ジュークとの英国での暮らし

AUTOCARを定期的にお読みいただいているなら、新しいジュークのロードテストの結果もご存知だろう。星の数としては、同じクロスオーバーのフォード・プーマやフォルクスワーゲンTクロスなどには及ばなかった。

しかし「十分な熟成を得ている」 ことと、「初代で目についた弱点を改め、実用性と良好なマナーを獲得した」 ことは確かめている。長期テストでは、日常生活の中でのジュークを、詳しく検証してみたいと思う。

日産ジューク(英国仕様)
日産ジューク(英国仕様)

誰もがリアシートで快適に過ごせるのか。荷室空間は必要充分か。インフォテインメント・システムの完成度は。

第一印象として、高速道路や都市部での移動を数回体験したが、日産ジュークは快適なクルマだった。今後数ヶ月をかけて、どんな場所へもジュークとともに出かけ、一緒の暮らしをレポートしてみたい。

セカンドオピニオ

2代目ジュークが発売されてからも、新しいクロスオーバーの登場が続いた。プジョー2008ルノー・キャプチャー、フォード・プーマなど。もし自分でコンパクト・クロスオーバーを買うのなら、フォード・プーマを選ぶだろう。

しかし、新しいジュークの見た目は気に入っている。実用性が高められたことも評価している。ルノー・キャプチャーに搭載される4気筒エンジンをジュークで選べなくても、大きなマイナスにはならないかもしれない。 Matt Saunders(マット・ソーンダース)

テストデータ

テスト車について

モデル名:日産ジューク・テクナ1.0 DIG-T 117(英国仕様)
新車価格:2万2495ポンド(303万円)
テスト車の価格:2万3640ポンド(319万円)

オプション装備

2トーンペイント(フジ・サンセット・レッド+パールブラック):1145ポンド(15万4000円)

テストの記録

燃費:13.4km/L
故障:なし
出費:なし

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