【詳細データテスト】プジョー e-2008 装備内容は充実 可もなく不可もないシャシーと動力系 航続距離は物足りない

公開 : 2020.10.10 16:50

使い勝手 ★★★★★★☆☆☆☆

インフォテインメント

e-2008は全車とも、スマートフォンのミラーリング機構を備えるタッチディスプレイ式インフォテインメントシステムを装備。ただし、アクティブとアリュールには純正ナビが含まれない。

フル装備の10.0インチ画面はアリュール・プレミアム以上に与えられる。フォーカル製プレミアムサウンドシステムは、GTライン以上にのみ用意される590ポンド(約8.3万円)のオプションだ。

見栄えはいいのだが、画面とその下のタッチ式スイッチをいくつも押さないと目的を達することができないことも少なくないなど、操作性には難がある。
見栄えはいいのだが、画面とその下のタッチ式スイッチをいくつも押さないと目的を達することができないことも少なくないなど、操作性には難がある。    MAX EDLESTON

テスト車は、10.0インチ画面と標準オーディオを装着。大画面がダッシュボード上の一等地を占めているが、インフォテインメントシステムの直観性は最良の部類ではない。

ディスプレイから下へ目を移すと、タッチ式のショートカットと実体スイッチが2列に並ぶが、メニューを切り替えるのには画面とタッチスイッチとを行ったり来たりしなければならないのがどうにも変なロジックだ。

しかも、ワンタッチで操作できてしかるべき機能、たとえばエアコンの送風口切り替えやナビ音声の消音などが、3度、4度と触れなければ完了できない。見栄えのいいシステムだが、操作に慣れるのは容易ではない。

燈火類

スマートビーム・アシスタンス付きのLEDヘッドライトは、GTラインとGTに標準装備。ロービームのレベルは上々。ハイビームは十分明るいが、特筆すべきほどではない。

ステアリングとペダル

ペダル配置は上々で、大きさも適切。足元には十分なスペースがある。

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