【字幕付き動画】最高に楽しいクルマは? 動画でみるベスト・ドライバーズカー選手権 2020年版

公開 : 2021.01.09 17:55

今回は2020年に発売されたスポーツカーを集め、カッスルクーム・サーキットでの試乗を通じて最も楽しいクルマを決定します。マクラーレン765LTとアリエル・アトムが同率1位の得点を獲得しました。

もくじ

皆を虜にするGRヤリス
サーキット向きではないクルマも
昨年に引き続き勝者はアトム

皆を虜にするGRヤリス

最初に登場するBMW M2 CSは6気筒ターボを搭載するFRの暴れ馬だ。ボディコントロールに優れ、バランスのとれたMらしいクルマに仕上がっている。剛性が高く、振り回しても素直で予測しやすい素晴らしいシャシーだ。標準のM2コンペティションとの価格差に見合うかは判断しかねるが、特別なM2が欲しいなら、おすすめだ。

さて次はトヨタGRヤリスに試乗する。ウェット路面でも素晴らしい走りで、行動でもヒーローになれるだろう。4WDの小さなホットハッチながら、この3気筒エンジンは260ps以上のパワーを発生し、非常に俊敏だ。通好みのマニュアル・トランスミッションを装備する点も好印象で、サーキットではステアリングのフィールも十分だ。皆を虜にする良いクルマに仕上がっている。

3台目に試乗するのはフェラーリF8トリブートだ。最近のV8ミドシップ・フェラーリはタイヤさえ温まっていれば非常に従順だが、このコンディションではタイヤを温めるのも一苦労だ。これだけのパワーを持つクルマとしては非常にフレンドリーでありながらとても楽しめ、怖さは全くない愛すべきミドエンジン・フェラーリといえるうだろう。

残念ながら試乗中にスパークプラグの割れが発見され、中断せざるを得なくなってしまった。しかしわたしの感触では、このコンテストでも上位に食い込める実力を持っていると判断できる。以前にもミドエンジン・フェラーリはなんども1位に輝いているのだ。

サーキット向きではないクルマも

4台目はこの静かなポルシェ・タイカンだ。EVがこの企画に登場するのはおそらく史上初だろう。サーキットで走らせるとやはり重さが顔を現すほか、エンジンブレーキがないことによる減速の不自然さが気になった。コーナーでは絶大なグリップが得られ、加速性能も驚異的だ。ポルシェらしいキャラクターを持っている良いドライバーズカーだが、サーキット向きのクルマではないのだろう。

今度はアストン マーティン・ヴァンテージ・ロードスターにもご登場願おう。雨が止んだので、即座にオープンにし、この素晴らしいエンジン音を楽しむことにした。

アストン マーティン・ヴァンテージ・ロードスター
アストン マーティン・ヴァンテージ・ロードスター

現行アストンの中で最も過激なスポーツカーとして位置づけられているが、GTらしさも残っており、ルーフを開けるとシャシーのねじれも感じられる。AMG製の4L V8ターボにLSDの組み合わせで、素晴らしいシャシーバランスを実現している。日曜日の朝にコーヒーを飲みに出かけたくなるような良いクルマだ。

6台目はポルシェ911ターボSだ。こんな路面状況でも素晴らしいグリップで、ステアフィールも良くストレートも抜群、ブレーキも驚異的な制動力だ。恐ろしいほどの速さだが、911の中ではドライバーズカー性は強くない方だろう。優秀すぎる部分もあり、心をつかむようなフィーリングについてはGT3に一歩譲っている。ドイツまで走れと言われたらこのクルマを選ぶだろうが、純粋に走りを楽しむのであればより良い一台がありそうだ。

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