【詳細データテスト】ルノー・アルカナ 意外な広さ ハイブリッドは燃費良好 質感と快適性には妥協も

公開 : 2021.10.23 20:25

使い勝手 ★★★★★★★☆☆☆

インフォテインメント

エントリーグレードのアイコニックには7.0インチのタッチ式ディスプレイと、ルノー最新のイージーリンクシステムが備わり、Android AutoとApple CarPlayの有線接続に対応する。

上位機種のRSラインとSエディションでは、画面が9.3インチに拡大。ルノーは車内テクノロジーで他をリードするメーカーではないが、最新システムのクセをつかんでしまえば、じつによく機能してくれる。

インフォテインメントシステムは、慣れてしまえば機能を十二分に発揮させられる。実体スイッチはもっと多いほうがいいが、走行中の操作にも困らない最低限のそれが備わってはいる。
インフォテインメントシステムは、慣れてしまえば機能を十二分に発揮させられる。実体スイッチはもっと多いほうがいいが、走行中の操作にも困らない最低限のそれが備わってはいる。    OLGUN KORDAL

音量調整はタッチパネルで行うが、運転席にはステアリングホイールの背後にオーディオ操作系を配置したメディアストークが備わる。1990年代以来、ルノー車ではお馴染みのデバイスだ。

ショートカット用の実体スイッチがもっとあればうれしいのだが、スマートフォンのミラーリングと車載インターフェースとの切り替えは、メインディスプレイの上部に突き出したボタンで行える。

充電用の出力ポートは数多く設置される。前席には12Vソケットが備わり、USB−Aポートは前後に2口ずつ配置されている。ただし、ワイヤレス充電器はオプションとしても用意されていない。

燈火類

LEDヘッドライトの明るさは強いが、自動減光はうまくいくときとそうでないときがある。マトリックスタイプは選択できないが、そもそもこのクラスで設定されていることのほうが珍しい

ステアリングとペダル

ペダル配置におかしなところはない。ドライビングポジションのアジャスト量も妥当なものだが、これ以上のクルマがあるのもまた事実だ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    イリヤ・バプラート

    Illya Verpraet

    役職:ロードテスター
    ベルギー出身。AUTOCARのロードテスターとして、小型車からスーパーカーまであらゆるクルマを運転し、レビューや比較テストを執筆する。いつも巻尺を振り回し、徹底的な調査を行う。クルマの真価を見極め、他人が見逃すような欠点を見つけることも得意だ。自動車業界関連の出版物の編集経験を経て、2021年に AUTOCAR に移籍。これまで運転した中で最高のクルマは、つい最近までトヨタGR86だったが、今はE28世代のBMW M5に惚れている。
  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    役職:ロードテスト編集者
    AUTOCARの主任レビュアー。クルマを厳密かつ客観的に計測し、評価し、その詳細データを収集するテストチームの責任者でもある。クルマを完全に理解してこそ、批判する権利を得られると考えている。これまで運転した中で最高のクルマは、アリエル・アトム4。聞かれるたびに答えは変わるが、今のところは一番楽しかった。

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