ベントレー・ベンテイガ 詳細データテスト 上質で広い 動力性能も操縦性もハイレベル 文句なく快適

公開 : 2024.05.04 20:25

使い勝手 ★★★★★★★★☆☆

インフォテインメント

ベンテイガには、回転収納式ディスプレイが用意されないが、10.9インチは今やさほど大きなサイズではなく、ボリュームあるダッシュボードにうまく埋め込まれている。グラフィックはきわめてシャープというほどではないが、まずまず鮮明で、アイコンはやや小さいが、慣れてしまえば操作はしやすい。

とはいえ、ディスプレイ下に大きめの実体ショートカットボタンがあるのがありがたい。これがあるとないとでは、使い勝手が大きく違う。

最近の高級車としては小さめのディスプレイだが、画面下に実体ショートカットが並ぶので、使い勝手は悪くない。
最近の高級車としては小さめのディスプレイだが、画面下に実体ショートカットが並ぶので、使い勝手は悪くない。    JACK HARRISON

最新のベントレーはまた、Apple CarPlayとAndroid Autoを装備し、どちらもうまく連携できている。オーディオについては、7065ポンド(約138万円)のネイム製ベントレー専用システムがおすすめ。非常にパワフルかつ鮮明だ。ただし、顎が落ちるほどではないが。

燈火類

ジュエルのようなLEDマトリックスヘッドライトは標準装備。光の強さも照射範囲もかなりのものだ。アクティブビームブランキングは、対向車を幻惑させることがめったにない。

ステアリングとペダル

うまくアレンジされたペダルは、ゴツい靴でもオッケーなスペースを設けている。とはいえ、ローファーくらいが操作するにはちょうどいい。

記事に関わった人々

  • 執筆

    リチャード・レーン

    Richard Lane

    役職:ロードテスト副編集長
    2017年よりAUTOCARでロードテストを担当。試乗するクルマは、少数生産のスポーツカーから大手メーカーの最新グローバル戦略車まで多岐にわたる。車両にテレメトリー機器を取り付け、各種性能値の測定も行う。フェラーリ296 GTBを運転してAUTOCARロードテストのラップタイムで最速記録を樹立したことが自慢。仕事以外では、8バルブのランチア・デルタ・インテグラーレ、初代フォード・フォーカスRS、初代ホンダ・インサイトなど、さまざまなクルマを所有してきた。これまで運転した中で最高のクルマは、ポルシェ911 R。扱いやすさと威圧感のなさに感服。
  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    役職:ロードテスト編集者
    AUTOCARの主任レビュアー。クルマを厳密かつ客観的に計測し、評価し、その詳細データを収集するテストチームの責任者でもある。クルマを完全に理解してこそ、批判する権利を得られると考えている。これまで運転した中で最高のクルマは、アリエル・アトム4。聞かれるたびに答えは変わるが、今のところは一番楽しかった。
  • 撮影

    ジャック・ハリソン

    JACK HARRISON

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    関耕一郎

    Kouichiro Seki

    1975年生まれ。20世紀末から自動車誌編集に携わり「AUTOCAR JAPAN」にも参加。その後はスポーツ/サブカルチャー/グルメ/美容など節操なく執筆や編集を経験するも結局は自動車ライターに落ち着く。目下の悩みは、折り込みチラシやファミレスのメニューにも無意識で誤植を探してしまう職業病。至福の空間は、いいクルマの運転席と台所と釣り場。

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