洒落たフランス車をお手頃に プジョー208(初代) UK中古車ガイド ウェットベルトにご注意
公開 : 2025.02.09 19:05
特徴のi-コクピット・レイアウト
インテリアは、207より大幅にアップグレード。小柄なサイズの割に、車内空間は広い。インフォテインメント用モニターを獲得し、内装素材の質感も上昇している。ドアパネルなどには、硬質なプラスティックが露出したままだが。
小径のステアリングホイールと、高い位置のメーターパネルという、i-コクピット・レイアウトも特徴。トリムグレードは、英国ではアリュール、アリュール・プレミアム、GTラインの3段階があった。迷う場合は、装備が充実する後者がオススメだろう。

堅実さを求めて、ポロやフィエスタを選びたくなる気持ちは理解できる。しかし、お手頃でスタイリッシュな208にも、充分な訴求力がある。このお値段の中古車なら、フランス車へ手を出してみるのもアリではないだろうか。
新車時代のAUTOCARの評価は?
新しい208が、このクラスにおけるゲームチェンジャーとはいえない。しかし、優れたコンパクトカーを提供してきたプジョーのイメージを、再び確かなものとした。検討候補に加えるべきモデルといえるだろう。
フォード・フィエスタやフォルクスワーゲン・ポロ、ホンダ・ジャズ(フィット)などを超える訴求力はないかもしれない。しかし、スタイリッシュなハッチバックをお望みなら、きっと気に入るはず。(2012年7月18日)

オーナーの意見を聞いてみる
フィリップ・ヴァサロ氏
「わたしの家族が、走行距離の短いこの208を購入したのですが、自分が運転免許を取り、AT車が良かったので受け継ぎました。地方へのドライブなど、沢山の思い出をこのクルマと一緒に作っています」

「冬にうれしいヒーター内臓のレザーシートなど、装備はちょっと豪華です。故障で預けた際に誤診され、数か月ほど戻って来なかった時は参りました。結局、点火プラグとコイルパックの不調で、220ポンド(約4万3000円)で帰って来ましたが」
購入時に気をつけたいポイント
エンジン
ウェットベルト構造のピュアテック・ユニットでは、オイル管理には普段以上に気を付けたい。ベルトの破片が原因で、油圧の低下やオイル不足を招き、深刻な故障へ繋がることがある。ピストンリングの不具合も、オイル不足を引き起こしがち。
整備記録を確かめ、タイミングベルトの交換歴を確かめたい。燃焼時のノッキングや水温の不安定な動きは、サーモスタットの不調が疑われる。
トランスミッション

MTの場合は、クラッチペダルの感触を確かめる。不自然にペダルが軽かったり振動が大きい場合は、不調の兆候と考えられる。変速しにくかったり、ミートポイントが手前すぎたり奥すぎるなら、クラッチ交換を考えたい。
状態を保つため、クラッチケーブルや油圧シリンダーの定期的な点検が望ましい。クラッチプレートの状態も、確かめられればベターだ。
エアコン
エアコンをオンにして冷風が吹かない場合は、コンプレッサーの不調の他、フィルターの詰まりやガス不足なども考えられる。
ワイパー
純正のワイパーブレードはゴムが硬く、ガラスと擦れてビビリ音を出しがち。ボッシュ社製など、社外品へ交換すると改善できる。
ボディ
リアワイパーのウオッシャー液が漏れ、荷室を濡らす場合がある。テールゲートのストラットダンパーは、経年でヘタる。高く持ち上げて、その角度が保たれるか確かめたい。勝手に落ちてくる場合は、交換するしかない。









































































































































