【4モデル出揃う】トヨタ新型クラウン・エステートが発売
公開 : 2025.03.14 08:05
クロスオーバー、スポーツ、セダンと順次発売されてきた新型クラウン・シリーズに、ついにエステートが登場。SUVとワゴンが融合したスタイリッシュなビッグワゴンです。
70年の節目に新型エステートが登場
トヨタは3月13日、クラウンの新型モデル『クラウン・エステート』を発売した。
今回発売された新型クラウン・エステートはトヨタが推進する『もっといいクルマづくり』の考えのもと、新プラットフォーム『TNGA』や『カンパニー制』を導入して開発された。

商品を『単一』ではなく市場のニーズに応える『群』として開発、2022年に『クラウン群』として公開された4つのモデル、『クロスオーバー』『スポーツ』『セダン』『エステート』の4つ目のモデルとして今回登場した。
トヨタの高級車クラウンは1955年の初代RS型の登場以来、日本経済の発展とともに歴史を重ねてきた。そして今年で誕生から70周年を迎える。
歴代クラウンの『革新と挑戦』のDNAを受け継ぎながら、新型はクラウンが持つ品格と機能性が同居する『大人のアクティブキャビン』といえるクルマとなった。
パワートレインにはハイブリッド(HEV)とプラグインハイブリッド(PHEV)を設定し、ユーザーの様々なライフスタイルに対応する。
なお、エステートの発売を機に4つのクラウンから広がる多様な価値観を感じることができる発売イベント『ライフ・ウィズ・クラウン』が東京・麻布台ヒルズアリーナにて3月13〜16日の期間開催される。会場では展示や試乗をはじめとした様々なイベントに参加できる。
伸びやかでシャープなエクステリア
『上質』『洗練』『余裕』と『機能性』を併せ持つ、ワゴンとSUVを融合させたエクステリアを持つ新型クラウン・エステート。
伸びやかなキャビンに車両前後を貫くシャープなショルダーラインを取り入れ、フロントフードのキャラクターラインにシームレスにつながるデザインを採用した。

さらに21インチの幅広大径タイヤにより力強さをプラス。伸びやかでダイナミックなプロポーションを実現した。
バンパー一体型でボディ同色のフロントグリルを備えたフロントマスクは、上から下にグリルのメッシュパターンが変化するスタイリッシュなデザインを採用。
水平基調のデイランプを採用したハンマーヘッドフェイスやバックドア一面に配した一文字のリアコンビネーションランプなどの灯火類で、ワイド感と先進性を強調した。
ボディカラーには単色5色と、ルーフ部を塗り分けたバイカラー5色を設定している。
アイランドアーキテクチャー採用のインテリア
運転席まわりは、ディスプレイやシフトなどの各機能をまとめて島(アイランド)状に配置した、クラウンシリーズ共通の『アイランドアーキテクチャー』を採用。
メーター・ディスプレイを水平配置し、視線移動を最小限にするデザインにより運転操作に集中でき、長距離移動時の疲労を軽減したドライバー空間を実現した。

一方、後部の荷室スペースは大人のアクティブライフに寄り添う機能性とくつろぎ空間を実現、定員乗車時は570L、リアシート格納時には最大1470Lの荷室空間を確保した。
また、後席折りたたみ時には新機構『ラゲージルーム拡張ボード』の装備で長さ2mの完全フルフラット空間が出現、レジャーやアウトドアなど様々なシーンで新たな体験価値を提供する。
インテリアカラーには『ブラック』『サドルタン』『グレイッシュブルー』の3色を設定、サドルタンとグレイッシュブルーのトリム部分にはビンテージ調の『雲柄』をあしらい、上質でアクセントの効いたインテリアデザインとした。
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