成功を導いたターボ 生粋のスウェーデン車:サーブ900(2) エンジンはトライアンフ譲り

公開 : 2025.05.18 17:46

戦闘機へ影響を受けたフロントガラス

大きくサイドへ回り込んだフロントガラスは、戦闘機のキャノピーへ影響を受けたもの。広い視界が確保されている。クラムシェル・ボンネットも特徴といえた。

1980年代に入ると小改良が続き、スチールホイールやアルミホイールの種類は12種類以上が提供されている。フロントグリルの仕上げも、数え切れないほど存在した。パワーステアリングは標準で、衝突時に力を逃がすステアリングコラムも備わった。

サーブ900 ターボ・カブリオレ(1983〜1993年/英国仕様)
サーブ900 ターボ・カブリオレ(1983〜1993年/英国仕様)    マックス・エドレストン(Max Edleston)

初期型はフラットノーズと呼ばれるフロントで、1987年式からはスラントノーズへ進化。177psの16バルブエンジンを積み、豪華装備を得た900 エアロは、1984年に追加されている。

2万5000ポンドと高額だった、187psエンジンにローダウンサスが組まれたカールソン仕様の900は珍しい。リムジンといえた、ロングホイールベースの900 CDも存在する。

この続きは、生粋のスウェーデン車:サーブ900(3)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    マーティン・バックリー

    Martin Buckley

    英国編集部ライター
  • 撮影

    マックス・エドレストン

    Max Edleston

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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