1968年の名車を発売 ボアハム・フォード・エスコート Mk1(1) 限定24台の68エディション

公開 : 2025.05.13 19:05

公道仕様とは別物 1.8L 4気筒は205ps

過去の名車は、レーシングカーが先にあった。エスコート Mk1を最初にレースデビューさせたのは、AMR。これが話題を呼び、エスコートの人気は高まるが、RS 1600がフォードのディーラーに並んだのはその2年後だった。

グループ5仕様のエスコートも、AMRのワークショップで生み出された。トレードマークといえたオーバーフェンダーが、現代のモデルでは味わえないであろう、興奮を想起させる。8200rpmからレッドラインの、タコメーターを見ずとも。

現在AMRを率いるヘンリー・マン氏(左)と、筆者、リチャード・レーン
現在AMRを率いるヘンリー・マン氏(左)と、筆者、リチャード・レーン    アレックス・ローレンス(Alex Lawrence)

ピットレーンでお話を伺った、アランの息子で現在AMRを率いるヘンリー・マン氏は、今後発売される公道仕様と「68エディション」はまったく別物だと忠告する。エンジンの振動はモロに伝わり、ブレーキにはサーボも備わらない。

ステアリングはディープコーン。1.8L 4気筒エンジンが発揮する205psは、旧来的なリジッドアクスルを介して、幅172mmのダンロップ・クロスプライタイヤへ伝達される。

この続きは、ボアハム・フォード・エスコート Mk1(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    リチャード・レーン

    Richard Lane

    役職:ロードテスト副編集長
    2017年よりAUTOCARでロードテストを担当。試乗するクルマは、少数生産のスポーツカーから大手メーカーの最新グローバル戦略車まで多岐にわたる。車両にテレメトリー機器を取り付け、各種性能値の測定も行う。フェラーリ296 GTBを運転してAUTOCARロードテストのラップタイムで最速記録を樹立したことが自慢。仕事以外では、8バルブのランチア・デルタ・インテグラーレ、初代フォード・フォーカスRS、初代ホンダ・インサイトなど、さまざまなクルマを所有してきた。これまで運転した中で最高のクルマは、ポルシェ911 R。扱いやすさと威圧感のなさに感服。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

ボアハム・フォード・エスコート Mk1の前後関係

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