シトロエン・サクソ VTS x プジョー106 GTi(1) エンジン&シャシー共有の小さなお宝

公開 : 2025.05.11 09:45

当時のオーナーとはまったく異なる趣向

106 GTiは1999年式で、カール・ランパード氏が7年間維持してきた車両。レストア時にサンダンス・イエローへ全塗装され、新車と見間違えるような美しさを誇る。細部に至るまで、「ど」が付くほどのノーマル状態だ。

サクソ VTSは、1997年式でザック・ジギンズ氏がオーナー。クォーツ・シルバーの初期型で、リアスポイラーすら背負っていない。購入してから5年が経つそうで、最近エンジンをリビルド。こちらも完璧なオリジナルに仕上げてある。

シトロエン・サクソ VTS(1997年式/英国仕様)
シトロエン・サクソ VTS(1997年式/英国仕様)    ジャック・ハリソン(Jack Harrison)

2人ともお若く、新車時に憧れていた世代とは異なる。しかし感心するのは、純正状態を保つために時間と予算を費やしていること。当時のオーナーとは、まったく異なる趣向といっていい。

2003年にAUTOCARが実施した、1万5000ポンド以下のモデルによる比較試乗の印象を、そのまま再確認できると考えて良い。当時は、その価格内で25台も揃えることができた。結果は、サクソ VTSが106 GTiを僅差で上回っている。

この続きは、シトロエン・サクソ VTS x プジョー106 GTi(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    スティーブン・ドビー

    Stephen Dobie

    英国編集部ライター
  • 撮影

    ジャック・ハリソン

    JACK HARRISON

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

シトロエン・サクソ VTS x プジョー106 GTiの前後関係

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