スクラップとして消えていく希少・奇妙なクラシックカー 40選(前編) ジャンクヤード探訪

公開 : 2025.05.11 18:25

ポンティアック・トランザム – 1985年

このTトップルーフを装備した1985年式のトランザムは、20年間オール・アメリカン・クラシックに保管されていたため、徹底的に分解されている。それでも、破砕機に送られるのを避けるだけの部品は残っていた。

ポンティアック・トランザム - 1985年
ポンティアック・トランザム – 1985年

ビュイック – 1946年

古いクルマが数多く破砕されていることに衝撃を受けたわたし達取材班に、ヤードのオーナーは「感傷に浸っている場合ではないんだ」と語った。彼は、破砕機に送られるようなクルマはほとんど部品が残っておらず、多くの場合、数十年放置され、まったくと言っていいほど収益も生まず、貴重なスペースを占有しているだけだと説明してくれた。この1946年製のビュイックは、今はもう存在していないと見て間違いはないだろう。

ビュイック - 1946年
ビュイック – 1946年

オールズモビル・トロネード – 1966年

1966年のオールズモビルは、1930年代のコード社の消滅以来、米国で初めて前輪駆動を採用するという画期的な存在だった。発売当初は販売も好調で、生産開始から1年間で4万1000台が生産された。しかし、翌年には販売台数が半減し、1971年に2代目が発売されるまで完全に回復することはなかった。

オールズモビル・トロネード - 1966年
オールズモビル・トロネード – 1966年

ポンティアック・カタリナ – 1964年

このインテリアがほぼ完全に朽ちている様子を見てほしい。これは1964年のポンティアック・カタリナ2+2 421コンバーチブルで、風雨から保護する幌もないまま、30年近くもヤードに置かれている。

同年に生産された25万7768台のカタリナのうち、2+2パッケージが選ばれたものは8000台未満で、超希少車だ。残念ながら、錆びだらけの状態だが。

ポンティアック・カタリナ - 1964年
ポンティアック・カタリナ – 1964年

(翻訳者注:続きは後編へ)

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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