クラスベスト独走状態 FL5型 ホンダ・シビック・タイプR(2) 信頼感を抱かせる意思疎通

公開 : 2025.05.29 19:07

当然のようにライバルを引き離す仕上がり

従来の強みを見事に継承しつつ、体験を一層強化した6代目シビック・タイプR。先代もクラスベストを独走していたが、最新版も、当然のようにライバルを引き離し続けている。親しみやすいボディをまとって。

英国価格は安くはないが、その価値は間違いなくある。ドライバーを大きな手腕で魅了する、最高のホットハッチだと断言したい。

ホンダ・シビック・タイプR(英国仕様)
ホンダ・シビック・タイプR(英国仕様)

反面、純粋なガソリンエンジンにマニュアル、大きなリアウイングという、気持ちをくすぐるパッケージングの最後を飾るであろう1台でもある。そう考えると、複雑な気持ちにならざるを得ない。1つの時代の、有終の美を飾るのに相応しい。

ヒョンデアイオニック5 Nのように、電動化時代にも一条の光はさしている。ホンダがどんな次の一手を繰り出すのか、大きな期待も抱かせる傑作だ。

◯:素晴らしいステアリングと操縦性 大幅に向上した乗り心地 パワフルなエンジンとスムーズなマニュアル
△:お高い英国価格 供給台数が限定的

ホンダ・シビック・タイプR(英国仕様)のスペック

価格:5万1905ポンド(約1012万円)
全長:4595mm
全幅:1890mm
全高:1405mm
最高速度:275km/h
0-100km/h加速:5.4秒
燃費:12.2km/L
CO2排出量:−g/km
車両重量:1429kg
パワートレイン:直列4気筒1996cc ターボチャージャー
使用燃料:ガソリン
最高出力:330ps/6500rpm
最大トルク:42.8kg-m/2200rpm
ギアボックス:6速マニュアル(前輪駆動)

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・プライヤー

    Matt Prior

    役職:編集委員
    新型車を世界で最初に試乗するジャーナリストの1人。AUTOCARの主要な特集記事のライターであり、YouTubeチャンネルのメインパーソナリティでもある。1997年よりクルマに関する執筆や講演活動を行っており、自動車専門メディアの編集者を経て2005年にAUTOCARに移籍。あらゆる時代のクルマやエンジニアリングに関心を持ち、レーシングライセンスと、故障したクラシックカーやバイクをいくつか所有している。これまで運転した中で最高のクルマは、2009年式のフォード・フィエスタ・ゼテックS。
  • 執筆

    ウィル・リメル

    Will Rimell

    役職:ニュース編集者
    ニュース編集者としての主な業務は、AUTOCARのニュースの方向性を決定すること、業界トップへのインタビュー、新車発表会の取材、独占情報の発掘など。人と話したり質問したりするのが大好きで、それが大きなニュースにつながることも多い。これまで運転した中で最高のクルマは、アルピーヌA110。軽快な動きと4気筒とは思えないサウンドが素晴らしい。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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