BMWがサブスク提供開始!『駆け抜ける歓び』は所有から利用の時代へ【自動車ニュースを読む】

公開 : 2025.07.09 07:05

期待:サブスクがもたらす新しいカーライフ

自動車の魅力や価値を一概に論じることはできず、新しいほど良いとは限らぬものの、少なくとも進化が続いている安全、特にアクティブセーフティや環境の性能においては最新モデルこそが最良だ。

すると、新しいモデルに乗り続けることによって最良の安全や環境の性能を手に入れることができるため、定期的に代替が伴うサブスクは、それらを望むユーザーニーズに合致する。

新しいカーライフの選択肢が増えた意味でも魅力的で価値がある。
新しいカーライフの選択肢が増えた意味でも魅力的で価値がある。    BMW

あくまでも自動車が移動手段ではなく、エモーショナルに感性を刺激する『駆けぬける歓び』をスローガンに掲げるプレミアムブランドのBMWがサブスクを打ち出したことは、走りの面でも最新のモデルを堪能し続ける、新しいカーライフの選択肢が増えた意味でも魅力的で価値がある。

ソフトウェアのアップデートにより常に進化するスマホでもハードの機種交換を必要とするように、SDV(ソフトウェア・デファインド・ビークル)と称され自動車が進化できたとしても、必ずハードの代替は必要になってくる。

今後、サブスクによる新しいカーライフの提供によって最新モデルを乗り続けるユーザーが醸成されれば、契約満了車による中古車相場が安定化。自動車業界全体への効果も期待できるというわけだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    橋爪一仁

    Kazuhito Hashizume

    ジャーナリスト。自動車業界を経て現在はアビームコンサルティング(エグゼクティブ・フェロー)。企画業務を中心に自動車のブランド・オリジナリティ時代におけるCASE、DX×CX、セールス&マーケティング、広報、渉外、認証、R&D、工場管理、生産技術、製造等の幅広い領域を研究、アドバイザー業務を中心に活動中。特に自動車を経済と技術の側面から分析するのが専門。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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