レンジも電気に レンジローバー・エレクトリック 試作車(1) 歴代最大の意味を持つハードとは?

公開 : 2025.07.21 19:05

乗員の快適性とバッテリーの効率性を保つ新技術

乗員側の空間も、通常のレンジローバーと同等。広々とはしているが、後席で長距離をゆったり移動したいなら、ロングホイールベース版の方が良いだろう。運転席は、背筋を伸ばした姿勢に広々とした視界の、コマンドポジションで落ち着ける。

レンジローバーは2023年にマイナーチェンジを受けており、エアコンとドライブモードに充てがわれていた、ハードスイッチが省かれた。タッチモニターでの操作が面倒に感じる人にとっては、うれしくない変化かもしれない。

ランドローバー・レンジローバー エレクトリック(プロトタイプ)
ランドローバー・レンジローバー エレクトリック(プロトタイプ)

現状ではレンジローバー・エレクトリック固有の技術となるのが、特許も取得された「サーモアシスト」。砂漠のような暑さでも、北欧のような寒さでも、乗員を快適に保ち、駆動用バッテリーの効率性を維持するというものだ。

走行中は、駆動用バッテリーが発する熱を回収。-15℃という寒さでも、効果的に車内を温められるという。

走りの印象とスペックは、レンジローバー・エレクトリック 試作車(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    役職:ロードテスト編集者
    AUTOCARの主任レビュアー。クルマを厳密かつ客観的に計測し、評価し、その詳細データを収集するテストチームの責任者でもある。クルマを完全に理解してこそ、批判する権利を得られると考えている。これまで運転した中で最高のクルマは、アリエル・アトム4。聞かれるたびに答えは変わるが、今のところは一番楽しかった。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

レンジローバー・エレクトリック 試作車の前後関係

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