【ホンダNボックス記録更新中】14カ月連続でトップ 2025年7月期 軽自動車新車販売の車名別ランキング

公開 : 2025.08.07 06:05

2025年7月期における軽自動車新車販売の車名別ランキングはホンダNボックスが14カ月連続で首位を獲得、前年同月比1.3%増の1万6715台という数字です。ダイハツ・ムーヴは3位にランクインしています。

2025年7月期 軽自動車新車販売の車名別ランキング

全国軽自動車協会連合会は、2025年7月期における軽自動車新車販売の車名別ランキングを発表した。

2025年7月期 軽自動車通称名別新車販売トップ10

1位 ホンダNボックス:1万6715台
2位 スズキスペーシア:1万4661台
3位 ダイハツ・ムーヴ:1万1300台
4位 ダイハツタント:7782台
5位 スズキ・ハスラー:7215台
6位 スズキ・ワゴンR:6170台
7位 日産ルークス:5860台
8位 三菱デリカミニ/eK:5338台
9位 スズキ・アルト:5031台
10位 ダイハツ・ミラ:4479台

新しくなったスズキ・アルト・ラパン&LC。
新しくなったスズキ・アルト・ラパン&LC。

2025年7月期の軽自動車の車名別ランキングは、ホンダNボックスが前年同月比1.3%増の1万6715台を達成して、14カ月連続でのトップに輝く。

続く第2位には、スズキのスーパーハイトワゴンのスペーシアが同12.1%増の1万4661台を成し遂げて1ランクアップで位置。6月に全面改良を実施し、前月は第2位に躍進していたダイハツ・ムーヴは、同122.3%増の1万1300台を記録したものの第3位に陥落した。

また、第4位には同38.1%減ながら7782台を登録したダイハツ・タントが、第5位には同3.8%減の7215台を販売したスズキ・ハスラーが、それぞれ前月と同位でランクインしている。

注目モデルの動向

7月に一部改良を図ったeKクロス/eKワゴンは、デリカミニとの合算で前年同月比16.0%増の5338台を達成して第8位に位置する。

一方、軽EVのカテゴリーでは日産サクラが同47.8%減の1133台、三菱eKクロスEVが同43.0%減の102台と低迷。また、EVモデルのe:を含むホンダNバンは同11.5%減の2433台、軽EVバンの三菱ミニキャブEVは同12.5%減の105台と前年実績割れが続いた。

新しくなったスズキ・アルト・ラパン&LC。
新しくなったスズキ・アルト・ラパン&LC。

対して、2月に安全装備の強化を図ったダイハツ・ハイゼット・トラックは同20.4%増の8590台と軽商用車の中でトップのセールスを記録。さらに、ハイゼット トラックのOEM車であるトヨタのピクシス・トラックも同56.5%増の568台と好成績を成し遂げている。

なお、登録車と軽自動車を合わせた2025年7月期の車名別ランキングのトップ5は、ホンダNボックスが3カ月連続での首位に立ち、第2位には前月から2ランクアップでスズキ・スペーシアが位置。

登録車で首位のトヨタ・ヤリスは、前月と同位の第3位にランクインする。以降はトヨタ・カローラ、ダイハツ・ムーヴの順で続いた。月間販売台数1万台超えは6車種と、前月から1車種減っている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    大貫直次郎

    Naojiro Onuki

    1966年型。早稲田大学卒業後、自動車専門誌や一般誌などの編集記者を経て、フリーランスのエディトリアル・ライターに。愛車はポルシェ911カレラ(930)やスバル・サンバー(TT2)などのほか、レストア待ちの不動バイク数台。著書に光文社刊『クルマでわかる! 日本の現代史』、アシェット・コレクションズ・ジャパン刊『国産名車コレクション』シリーズなど。
  • 編集

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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