最近のレクサスってどうですか?LC前編【日本版編集長コラム#46】

公開 : 2025.09.07 12:45

スーパーGTに参戦しているaprの『LC500h GT』

そしてもうひとつ、LCについては書いておきたい話がある。それはスーパーGTに参戦している、aprの『LC500h GT』についてだ。

こちらのマシンを設計したエンジニアであるaprの金曽裕人さんは、過去何度も取材に応じて頂いたことがあり、2023年にティーポ誌のスーパーGTに関する連載でこのLCについてのインタビューを掲載したことがある。ここで、その2回目となる391号のコメントを引用させてほしい。

真横から見たレクサスLC。ドライバーがマスの中心にいるのがよくわかる。
真横から見たレクサスLC。ドライバーがマスの中心にいるのがよくわかる。    レクサス

「いいクルマを設計するのは、いいキャンバスを選ぶところから始まります。ベース車両がいかに原点であるカートに近いか。トヨタスープラがデビューウィンできたのも、エンジン位置がそもそもよかったからだと思います。

ホイールベースが長くて、前後重量バランスもいい。バルクヘッドの位置はレースカーでもほぼ変わっていませんからね。ルーフ後方はティアドロップ型ですぼまっていて、リアウイングはプリウスで8.12度必要だったのが4度で済んでいます。ドライバーも自然な位置だし、いいことだらけ。LCはクルマの考え方が素晴らしい名車だと思います」

さらにその取材で教わったことがある。それはLCを真横から見ると、フロントタイヤとドアの間にしっかりスペースを取られていて、ドライバーがマスの中心にいること。つまりレースカー云々とは関係なく、最初から理想のレイアウトを持っていたのだ。

これ以来、LCをもう一度乗りなおしてみたいと思っていて、今回、ようやく実現した次第……というところで、またもや長くなってきたので、まさかまさかの第6回に続きます。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影 / 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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